その片想い、どれくらい放置していますか?

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たまに女子会で話題に挙がるのが「片想い」。
よく「片想いの時が純粋で一番たのしいのよねー。」なんて恋愛話に花を咲かせているのを耳にします。

片想いは青春真っ盛りの少年少女だけのものではありません。いくつになっても片想いの時は純粋で、些細なことに一喜一憂しては、食事が喉を通らなかったり、誰しもがときめいたり…ムズムズする時ですよね。

大人になって純粋に人を好きになったら…
楽しいキュンキュンの時期も過ぎて、切なくて苦しい……と思っているなら、
ダメ元覚悟で気持ちを伝えてみるのもいいかもしれません。

名前も知らない人に片想いをしてしまったら

名前も知らない人に恋をする… それこそ、思いの伝え方は難しいものですよね。
名前も知らない人への告白はリスクが高い!…というのは充分承知だと思います。

事実、わたしもその経験があります。
わたしの場合は毎日の通勤路の坂道ですれ違うだけの方でした。
わたしが下りで、その方は上り坂。たまたま毎日すれ違っていたのですが、わたしは密かに「坂道王子」とあだ名をつけていました。

王子をお見かけしなかった朝は少し残念な気持ちになるし、近い距離で見れた日は「ラッキー!」と気持ちが軽やかになり、そんなささやかな一喜一憂の日々は自分だけの小さな楽しみとなりました。

切なさもひと際です… 「いきなり声掛けるなんてナンパ女だと思われそう!」「ストーカーだと思われるのは怖い…」「きっかけがゼロ過ぎてムリ!」「見掛けるだけでいいかな…」
色々試行錯誤し、なにもしないでこのまま忘れようと、何度も何度も言い聞かせました。

そんなある日、ふと「せめてお友達になれたらなあ…」と思い、勇気をだして声を掛けることにしました。
ただし、自分の中でルールを作って…

「一度、声を掛けてダメだったら二度とこの通勤路を使わない」

わたしは、メッセージカードに自分の連絡先を書いたものを渡そうと毎日それを持ち歩いていました。そんなある日の仕事の帰り道、トボトボ歩いていると、偶然坂道王子を見掛けました。

「今渡さなきゃ!」と勇気を出して話し掛け、連絡先を渡し、その後は恥ずかしさのあまり赤面。走って帰宅しました。
翌日からはとてもじゃないけれど顔を合わせる勇気はありません。
やむおえず時間をズラして通勤しました。

ふとした瞬間に思い出し、恥ずかしくなって穴があったら入りたい気持ちになったり、「知らないわたしなんかに声を掛けられて気持ち悪かったかな」と落ち込んだり、そんな毎日が過ぎ、一週間経ちましたが、連絡はありませんでした。
結局、そのまま連絡がくることはなく、通勤路も変えたので二度とお会いすることはなくなりました。

でも、不思議と心はすっきりしました。
気持ちよくフラれた気分です。

もし、接点があまりない人を好きになってしまったら…名前すら知らない人を好きになってしまったら…
そのまま時が過ぎるのが苦しいなら、勇気を出してみてもいいかもしれません。

相手からのアプローチを待ち続けても、何もなければゼロですからね。
ただし、フラれたり連絡がこなかったら、潔く引き下がることが大切です。

わたしの場合はフラれてしまいましたが、勇気を出して自分の気持ちを伝えたことで、ほんの少し成長できたような気がします。

友達に恋してしまったら

どうでもいい話で盛り上がったり、仲間同士で集まって飲みに行ったり、みんなでワイワイしている時も、ついつい彼を目で追ってしまう。

彼の横顔に見とれていたり、たまに恋の話になってアタフタしたり…
友達を好きになると、近いからこその切なさがありますよね。「女の子」な自分を見せるのが照れくさくて、わざと男勝りな口調でツッコミを入れたり… 必要以上に気のない素振りをしたり…
でも本当は彼に「大好き!」って心の中で叫んでいる自分がいたり…

彼と寄り添いたい気持ち、必死で隠してしまったりします。
もし、フラれてしまったら、友達という関係ですら失ってしまうかもしれない。
そう思うと怖くて、ずっと言い出せないでいたら、それも片想いの放置。

その想いを隠し続けて、気持ちを偽っている切なさに、胸が張り裂けそうになると思います。
ならば思い切って、彼に気持ちを伝えることも必要かもしれません。
もしかして両想いかもしれない。
違うかもしれない。

リスクは伴いますが、もし結ばれたら素敵なことですし、フラれたら悲しいけれど、気持ちにケリをつけて前に進める機会です。
どちらにしても、「友達という関係がダメになるのがこわかった」と正直な想いを伝えてみませんか。

どんな形であっても、「結果は糧」になるはずです。

 

片想いという小さな恋の灯…
それがこれからの温かな心のイルミネーションになりますように。

 

この記事を書いた人

オクトパス高橋
オクトパス高橋
日本が元気だった80年代生まれ。

売れないタレント、出張料理人を経て、現在はOLと料理研究家、ライターとして地道に活動中。ポジティブな恋愛コラムを得意とする。好きな食べ物は鉄火巻。

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