男性の下半身事情について

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開拓営業をしていた頃。

恵比寿の雑居ビルのオフィスでたまたま出会ったプログラマーの男性。
私は彼と茶のみ友達になりました。

20代の血気盛んな男女が、アパートの個室で二人っきりでお茶を飲む。
このような想像を絶する出来事が、欲望渦巻く東京の一角で実際にありました。

何回会っても、怪しい関係に一切ならず、お互い気の置けないお友達として長くつき合っていました。

ところがある日その男性から衝撃の事実を知らされることになったのです。

男性不信の始まり

その男性は1年くらい前に離婚したこと。
そして結婚前からつき合っている女性がいること。

結婚前からつき合っている女性は結婚したことも話さなかったこと。
もちろん離婚したことも知らされず付き会い続けていること。

奥さんだった一も結婚前からの彼女の存在は一切気づかれなかったようです。
更に、複数の彼女がいること。

「男ってみんなそうだよ」

「君は世の中知らな過ぎ」

と勝ち誇ったように言われ、男性経験が貧しかった当時軽いショックを受けました。

次なる悲劇

ちょうど同じ頃。

ある劇団の養成所に出入りしていました。
その養成所は、ヨーロッパの国立劇場で活躍した演出家が日本の俳優のレベルを上げようという理念の元、運営された本格的な劇団でした。

演出家は70歳近くの元気の良いおじいさんでした。

ある日、その演出家と駅まで一緒に帰る途中、
「つき合わないか?」と口説かれてしまったのです。

私は全くその気は無いし、その演出家も恋愛対象ではないので、丁重にお断りしましたが、その後何度も二人になる度に「つき合わないか?」と言われ困っていました。

自分の祖父とほとんど年齢が変わらない男性とのつき合いなど私の中ではあり得なかったのです。

暫くして、その演出家が劇団内の女優二人と同時につき合っていた(肉体関係を強いられていた)ことが発覚して大問題になりました。

演出家がつき合っていた女優は主役を奪い合うライバル。

競争心につけ込んで、演出家の立場を利用したのです。

今だったら「パワハラ」として訴えられてもおかしくありません。

当時は、やはり男性経験が貧しかったものですから、ますます私の男性の下半身への不信は募るばかりでした。

男性不信の決定的な出来事

そんな私に追い打ちをかけて当時つき合っていた彼の浮気発覚。

「男って浮気する生き物だから」と開き直る彼。

「浮気に腹を立ててちゃ誰ともつき合いできないよ」とまで言われるシマツ。

「浮気に鈍感になる方法」

「男の下半身とどう向き合うか?」

を真面目に考えた時期でもありました。

あんまり考えすぎて、純粋な私は男性不信になってしまいました。

男のいない国へ旅立つ

当時あまりにも生真面目だった私は男性のいない国へ行きたいと思い立ちました。

当時つきあっていた男性たちに片っ端から電話して私は彼らの前から忽然と姿を消しました。

「今、金持ちのパトロンに麻布のマンションに囲われている。月に30万円の愛人手当をもらって家賃はもちろん男が出している」
「電話もメールも男にバレると大変なことになる。だからもう連絡してこないで」

もちろん、そんな事実は全く無く一人芝居だったのですが、純真だと思われていた私の人生の急激な転落ぶりに皆驚き、それ以来おつきあいのあった男性たちはきれいさっぱりなくなりました。

男性の下半身事情の真実

その後、銀座ホステスなどの経験もして星の数ほどの男性を知るようになると男性経験の貧しかった時代の私に同情するようになりました。

そもそも、私の深刻な悩みの最大の原因は、サンプル数と経験数が絶対的に足りなかったことにあります。

浮気する男性は私が考えていたほど多くはないこと。
女性よりも貞操観念のある男性が多いこと。
一途に一人の女性とだけしか付き合えない男性も結構いること。

男性の下半身は私が深刻に悩むほどのものでもかったようです。

つき合いのあった男性たちの前から嘘までついて忽然と消える必要も無かったのです。

「ヤレヤレ」

今となってはほろ苦い思い出ですが。

まとめ

人生色々悩むけど、それはサンプルや経験が少ないほど深刻になりがちです。

悩んだら動く。
経験をいっぱいする。

これに勝る解決方法は無いと思うのですがいかがなものでしょうか?

この記事を書いた人

はなび
はなび
東北生まれの純和風女子。子どもの頃「猫のように生きる」と決めて本当に猫のような暮らしを手に入れる。野良猫だろうと飼い猫だろうと、彼らは私の人生のお手本です。自分勝手でわがままで自由奔放を堂々と貫き通しています。温泉をこよなく愛し、全国の湯治場に出没中。

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