みなさま、ボンジュール!
10月に入って少し肌寒くなってきたフランス。
いつもの散歩道には野生の激ウマなブラックベリーがなっていたり、
キノコがにょきにょきと生えだして、食欲の秋がやってきたなーと感じる今日このごろです。
さて、そんな食欲の秋にピッタリなボリュームがあって、けっこう手の込んだ料理に見えるのに、
ものすごく簡単なフランス料理をご紹介します!
ブルゴーニュの地方料理「豚フィレ・ミニヨンのマスタード焼き&じゃがいもと玉ねぎ添え」
料理名が素人っぽいのは私がテキトーに名付けたためです。
でも、レシピはブルゴーニュ在住歴の長いご近所さんよりゲットしましたよ☆
さっそく用意する材料は、、、
豚フィレ肉(ブロックが良い。なければ普通のヒレ肉)
—じゃがいも
—玉ねぎ
—マスタード(粒入りでも粒なしでもOK! 和辛子の場合は、辛味がちょっと強すぎるので、
まろやかにするためにはちみつやガムシロップ、そして米酢をちょっと加えると良いです。)
—ローリエ
—塩・こしょう
—オリーブオイル(なければサラダ油でもバターでも)
肉は1人100g程度が目安なようですが、フランスは肉食系多しでいつも多めに100gより多めに用意してます。
フランスでは肉がおかずならば、付け合わせのじゃがいもは日本でいう白米代わりという感覚です。
付け合わせにじゃがいもがあるときは、そんなにたくさんバゲット(フランスパン)を食べることもありません。
私はバゲットを白米のようにとらえていたので、これは意外でした。
というわけで、フランス流は付け合わせのじゃがいもは多めに用意することです!
では、さっそく料理を始めまーす!
1.肉に塩・こしょうをまんべんなくぶっかけて、マスタードを塗る(時間があるなら20分〜1時間くらい冷蔵)
2. 5mm程度にスライスしたじゃがいもを塩少々加えて下茹でしたら、水を切ってオリーブオイルをかけておく
3. 玉ねぎを半分にしたら5mm程度にスライスし、油かバターで透き通るまで炒める。
オーブンを持ってる方は、、、
- 肉の表面に焦げ目がつくまでフライパンで焼く。
- 耐熱皿にうすくオリーブオイルひいたら真ん中に肉、両脇に玉ねぎとジャガイモを。野菜の間にローリエを数枚もぐりこませたら200度に余熱したオーブンで30分ほど焼く。
竹串やフォークでさして肉汁がジワッっとできたら出来上がり〜。
フライパンの方は、、、
- 軽く油をひいて強火で肉の表面に焦げ目をつける
- 4に野菜とローリエをいれてフライパンにフタをして中火で肉をしっかりやいて、出来上がり〜。
マスタードをつけながら食べてください!
超簡単でうまいです。
で、おいしい料理にはおいしいお酒を!
さっぱりした豚フィレとマスタードには、
ちょっとだけ渋みがあってスパイシーで個性がある
Côtes du Rhône(コート・デュ・ローヌ)の赤ワインを合わせると美味しいです!
お近くのイオンにGo!700円から1000円以下で選べるみたいです!
あ、ビールも合いそうだし、コクがあってフルーティーな日本酒を合わせても良いかも!
好きなドリンクを合わせるのが一番ですね!
とにかく、いっちばん大事なのは、楽しくおいしくいただくことです。
ちなみに、フランス人の人生になくてはならないものは、
愛、
バカンス、
そして、食事の時間を楽しむ
ってことじゃないかなってくらい、フランス人は食事の時間を大切にします。
普段はスープとパン、とか、フレンチフライと肉、とかシンプルというかテキトーなんです。
でも、クリスマスなどの特別な日はもちろん、友人同士のホームパーティーや恋人、
家族間の記念日などの食事にはこだわります。
おいしいものを用意して、ゆっくり時間をかけていろんなこと話しながら食べて飲んで、、、
なので3、4時間かかることもあります。
食べ疲れ&話し疲れして、最後ダラ〜ってなって、解散!みたいな感じなんですが、
これがとってもよいんです。
お互いにさらに親近感が湧くし、いろんなこと話して聞いて刺激を受けて、
明日から頑張ろって気持ちになれます。
というわけで、ぜひ、豚フィレマスタードお試しあれ〜。
そしてあなたの大切な人と一緒に食べながら、楽しい時間を過ごしてくださいね!
この記事を書いた人

- フランス在住。怖いもの知らずで日本を飛び出し各国を漂流。おかげで路上での仕事もお城暮らしも経験。やっと最近落ち着いてきた30代。旅行、食、本、映画、音楽が好き。
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