贅沢か?しんどいもんやで「器用貧乏」こにく的お仕事論【前編】

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こっちが寒いわ。こにくです。

こんにちは!

だいぶ木枯らしの季節です。

そんな折、午後10時すぎの帰宅時、
大阪駅付近を通過中に目に飛び込んできたるは、
膝上20cmのヒラヒラミニスカートに、ピンヒールのロングブーツ、
生の太腿を露にして闊歩するギャル(死語)でございました。

「ぎゃー!見てるほうが寒いわ!!」と思ったこにくにですが、
よう考えたらば、高校生の時のこにくもスカートを膝上20cmにし、
当時一斉を風靡していたルーズソックスで、木枯らしとなんなら粉雪舞い散るなか、
チャリンコで通学しとったなということを思い出しました。

いやー。
若いって、すげー。ほんで、こわー。
今は、冬場はスカートなどもってのほか、ボトムはロングブーツにイン、
さらに靴下重ね履きしとるでと、当時のこにくに言うたらば、
げんなりするでしょうね。

さてさて。

本日はまたこにく的お仕事論。

いま、世の中には若くて優秀なエンジニアさんや、起業家さんがいっぱいいます。
まあ、いつの世にもそんな人はいっぱいいるけど、
国がどんどん起業をバックアップする動きになっていることや、
起業するための資金や設備なんかも、一昔前に比べると、格段に必要なものが少なくなってきているので、
いまや「ブーム」とも言えるほど。

でもこにくは、これはブームじゃなくて、完全に主流になっていくと思うんやけどね。

そんななか、以前お話したように、こにくのまわりにはやはり同業のクリエイティブ職の人が多いので、
20代、30代で独立する人が多いです。

優秀な友達を尻目に、めっちゃ焦ったりもするのだけど、
「これは必要なプロセス」として、こにくも目下準備中。

でも先日、とある若手の経営者さんと話す機会があり、彼から面白い話をききました。

そう、飽きてまうねん。

その方は、イギリス生まれのとあるスタートアップの、日本法人代表の方。31歳男性。
学歴と経歴はわりと華やかで、海外生活が長く、キャラクターも枠にとらわれない、
「そらあんたは、人の下では働かれへんやろねぇ」と思わせる、頭キレキレなタイプの方。

お酒も女も大好きなようで、「お、ちょっとアタシと合うんちゃん!」と思い、
いろいろ話をしてみた。

そしてこんなことをおっしゃってた。

「興味あるものなんでもすぐ考えずに直感でやっちゃうんですよ。
それで、全力でそれに取り組んで、ある程度軌道に乗って『もう俺がやんなくても大丈夫』って思うと
もう飽きちゃって、ほかやりたくなるんですよね」

若輩者のこにくですが、
趣味レベルで転職を繰り返してきている身としては
僭越ながら「めっっっっっっちゃわかるーーーー!!!!」とおもいっっきり共感。

こにくも、「あー。もうやりかたわかったなー。これでもうこの仕事では得るもんないな」と思うと、
もうどう頑張ったって、やる気が起きず、むしろ苦しくなっていきます。

そう、だから「飽きる」っていうのは、
かつては「自分はなんて根性のない怠け者なんやろ」と思う自分もいたけど、
いまはわかります、「飽きる」ことは決して悪いことじゃありません。

それは「次へいけ」という「卒業」のサインなんやなと。

もちろんこれも、人それぞれなので、ひとつのお仕事を長く続けてらっしゃる方は、
それはそれの素晴らしさがあるからね!

どういう基準で決めてんの?

そして、その経営者さん、
主軸となる事業がありつつ、いくつもの草鞋を履いていらっしゃるそう。
つまり、いくつもの事業や肩書きを兼任してるてことね。

てか、事業家って規模にかかわらずみんなそうやんね。

その、いくつもの草鞋、履くときにはもちろん自分のアンテナに引っかかるものが降ってくるときもあれば、
人から「お願い」されて、やるものも当然ある。

そんなときはどうやって選択してるのか?
こにくはそこをすっごく聞きたかったので、質問してみたのだ。

たとえば、こんな「事業」ではなくっても、
どんな人にも、だれかから何かを頼まれるときって、あると思う。

そのとき、その頼まれごとが
(1)興味があって、できる!やりたい!
(2)興味がある!できるかどうかはわからんけど、やりたい!
(3)興味はあんまないけど、できる
(4)興味ないし、できひん
(5)やりたくない

だいたいこんなかんじで5段階くらいに分類されるんじゃないかと。

そのとき、あなたは、どのレベルまでなら、やりますか??ってことをききたかった。
もしくは、どういう基準で、やるかやらないか決めてるんですか?ってことを。

なぜききたかったのか

こにく、いまのお仕事や、仕事以外のいろんな頼まれごと、
いろいろやらなきゃいけないこと、あるのですが、
そんななかで、基本的には「依頼されたことは断らないでとりあえずやってみる」のスタンスで、いままでやってきました。

それの多くは、だいたい上記でいうところの
(1)~(3)をゆるく行ったり来たりするような依頼が多く。

でも、厳密に言うと、
若いころは、とにかく「経験する」ってことにがむしゃらだったから、
自分が「やりたい」か「やりたくない」かなんてこと、考える余地もなく、
(1)~(5)のすべてのフェイズ内で、トライしてみてた。
いろんなことを。

嫌でも、やってみて初めて、見えてくるもんがあるんじゃないやろか、と思ってた。

アカンかったらアカンで、それは自分には無理なんやとか、
やめといたほうがいいってわかるやんと思ったから、
こにくには失敗や人にかけた迷惑も、いーーーーーっぱいあります。

そんな20代を過ごしてきて、前にも書いたけど、いろんな職種を経験して、
自分にできること、できないこと、やりたくないこと、はっきりしてきた。

そして30代、いろいろ模索しながらも、それなりに、充実感持ちつつ仕事してきたのですが、
ここへきて、「やりたいこと」がわからんようになってしもてた。
そして、いざやってみたものの、すぐに無力感や退屈さを感じてしまうことが起きるようになってきました。

20代からいままで、短いスパンで転職を繰り返しているけど、
そう、頭ではわかってるねん。
「場所」を変えても、さほど変わらへんてことは。
「場所」を変えても、自分が死ぬほど楽しめる仕事が見つかるわけじゃないってことは。

そして、皮肉にも、こにくが「やりたいこと」がわからんようになったその理由、
誤解を恐れずに言うと、それは「できるから」。

器用貧乏てこのことやで。

「やりたいこと」をやろうって、転職のたびに、
そしてお仕事以外でも、思って飛び込むのだけど、
今思えば、結局のところ「できる」の範疇を超えてない。

とくにお仕事においては、まったくのキャリアチェンジって、
メインのお仕事ではやってないなぁって、思う。
基本的にはずっと「クリエイティブ」の畑にいます。

厳密に言うと、クリエイティブ業界内では、すごく差があるんやけど、
でもデザインや広告の媒体が、紙からwebに変わるとか、その程度。
これは、転職するときは「マイナーチェンジ」なんとちゃうやろか。

そして、まさにもうそれは「クリエイティブ職のサーフィン」って感じなのだけど、
こにく、行った先々でなんとなく、基本はそれなりにひと通り、できてしまったのですな、これ。
まさに器用貧乏。

だから、「できる」と「やりたい」の境目がとてもあいまいで、
「できるから、やりたい」のか、
「やりたいから、できるようになった」のか、わからんようになってしもてる。

「できる」から、対外的にも、たとえば
「こにくちゃんはホームページ作れる人」とか
「こにくちゃんはデザインできる人」とか、そういう感じになりますね。

そして、自分も
「自分はホームページ作れる」とか
「自分はデザインできる」とか、自覚もありますね。

そうすると、お願いされることも、
自分の「できること」の内容になってくる。

そうなると、こにく、20代の頃であれば、
きっと特に深く考えることもなく、「やりまーす!」って、やってたと思う。
てか、やってた。

こと、お願いしてくれる人は仲の良い友達だったりしたし、
その期待に応えたい!という気持ちも、もちろんあるし。

でも、こにくにとって「できること」って、
もうある程度できるようになると、前述の

「(1)興味があって、できる!やりたい!」から
「(3)興味はあんまないけど、できる」
へ、格下げされてしまうみたい。

(こにくと同じ業界で、同じお仕事されてる方や目指したい方には、
失礼を承知で言うてます。ごめんなさい。でも正直な気持ちやねん。)

だから、「できること」を依頼されても、
あんまりワクワクしなくなってきてしもた。

これすなわち悪循環!

つまり、結果として「やりたいこと」をやってなければ、
「やりたいこと」をお願いしてもらえないという
皮肉な事実に気づいてしもた!

なぜ周りの彼らは楽しそうなのか

こにくのムフフな彼たち、
「やりたいことやって、寝食忘れて死ぬほど仕事して、でもそれで死ぬほど楽しそう、いいな」って、いつも思っていたしいまも思うのだけど、

やっぱり彼らは「やりたいことをやってるから」なんですね。

それは「得意なこと」とも言い換えられる。

このあたりの無邪気な感じは、男ならではの愛しいとこやね。
自分の「得意なこと」活かして、自分なりのやりかたでどんどん追求したはる。

そして、紆余曲折あったり、試行錯誤も繰り返してるやろうけど、
でもやりたいから、どんどん追求し、スキルも上がっていく。

そうすると、どんどん周りも巻き込めていくねんなー。
自分の「得意なこと」が、自分の「看板」になる。
ゆえに自分の「得意なこと」のご依頼が、どんどん舞い込む。

そういうポジティブサイクルにもちこめるから、そら否が応でも楽しなるわ、っちゅー話。

これ、ムフフな彼のうちの一人が教えてくれたのに、
こにく、いまやっと咀嚼できた。

ごめんやで。彼。

しかし、ここでこの「やりたいことをやらなあかん」理由はハラ落ちしたのだけど、
なぜこにくが「やりたいことがわからない」と迷ってしまったのか、
なぜ冒頭の経営者さんに質問したかったのか、それはどういうことかっていうと
「期待に応えたい」という気持ちがあったからなのだ。

この続きは、【後編】で!!!
では、また!

この記事を書いた人

こにく
こにく
遅咲きモテ系30代・広告クリエイティブ職のわりと肉食な女。独身。
お酒と仕事と下ネタと、人生を豊かにしてくれるカルチャーが大好き。
もと「こじらせ」で小デブ。関西在住。
愛と笑い溢れる世界になるように、今日も空きっ腹でビールをイッキ飲み。
一番大事なものは健康。

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