こんにちは
海外に住んでいて辛いことは、生卵をご飯にかけて食べる度に「今回こそサルモネラ菌にやられるかも」と覚悟を決めねばならないことと、日本で出版されている本が思うように読めないことです。
最近とても読みたい本があったのですがKindle版はなし。
でもネットで調べたらいろんな人が本の内容をまとめていてくれたので、70-80%の内容は把握できたような気がしている「幸せがずっと続く12の行動習慣」。
いや〜便利な時代です。まとめてくれた人たち感謝!
さて、なんでこの本を読みたかったかといえばすでにタイトルが全てを語ってますが、あたしも幸せになりたい!から。笑
なーんかここ最近退屈してたんですよねぇ〜。
すでに幸せだったらこんな本は必要なしだ!
というわけで、今回は幸せになりたいあなたと一緒に考える長続きする幸せについてです。
この本によると幸せを決める要因ってのは、、、
遺伝が50%
環境が10%
意図的な行動が40%
だそう。
まず遺伝。例えば「宝くじが当たった」という1つの事実に対して幸福だと思う感度はAさん100、Bさん50、Cさん10。。。というふうに人それぞれ異なります。
これは遺伝によって決まっていて、個人の努力では変えられないんだそう。
環境は、お金や名誉や出世、健康、転職や引っ越しや結婚といった一時的な状態や変化、環境がもたらす幸福感。美しい外見とか高級ブランド品などの物質的なものも該当します。
しかしどんなに新しい環境でも時間とともに慣れてくるものです。だから環境による幸福感は長続きせずに貢献度が低い。
それで、この本は自力コントロールが不可な遺伝や一時的な幸せでしかない環境はおいといて、意図的な行動を見直して幸福度を高めて継続させようと提唱してます。
わかっているようでわかっていなかった環境へのこだわり
ここ最近の私はなーんだか退屈してました。
気づいたら心から楽しいと思えることをしてませんでした。
それで、こんな見渡す限り森、羊、牛ばっかりの田舎町、とっとと飛び出してやれ!牛より人がたくさんいて、娯楽もあるでっかい町に越せば私はもっと楽しく、幸せになれるんじゃないか!?という思いが大きくなっていました。
フランスの田舎町で暮らしていますというと「いいねー」という反応が返ってくることが多いです。
でもそれはあなたの環境とは異なる非日常だからです。私にとってはこれが日常。泣
初心を思い起こせば確かに私も「フランス田舎町スローライフ♪」なんて思ったこともありました。だけどいやいや、飽きちゃったよ、ほんとに。
今の私にとってはサルモネラ菌のことなんか考えずに、思いっきり卵掛けごはんを食べられて、日本語の本が手に入るジャパ〜ンが腹の底から「いいな〜」って思います。
ま、こうしてみると結局、フランスの田舎町や安全卵やら本屋そのものは私たちに永遠の幸せを約束してくれるものではありませんね。
卵掛けご飯だって毎日食べてたら飽きちゃいます。
幸せとは心の状態で継続的なものです。
彼氏ができれば幸せになれる。
この人と別れれば幸せになれる。
転職すれば幸せになれる。
お金がもっとあったら幸せになれる。
結婚すれば幸せになれる。
子どもができれば幸せになれる。
こういった一時的なアクションでは私たちの幸福感は長く続きません。
けれど実際、一般的にも環境へのこだわりは強いようで意識調査によると幸せのために必要なものベスト3は、お金、健康、良きパートナーという結果が出ています。
でも私、お金に困ってないし健康だし良きパートナーがいるけれど、つい先日までなーんか心が満たされてませんでした。
幸せが感じられない。
それで自分に足りないものを自分の外に見つけようとしていたことに気づきました。
多くの人がまとめてくれた本紹介ブログのおかげで。笑
結局、幸せは自分の内側から生み出せる。
本が推奨している12の行動は、全て自分の内側に働きかけるものばかりです。
自分以外のなにかに幸せを見いだそうとさせるものはありません。
未読の方はぜひチェックしてみてください。
あなたが今幸せになるために必要だと思っているものってなんでしょうか?
もう一度見つめ直してもよいかもしれません。
人生短し。少しでも多くの時間を幸せだなって感じながら過ごしたいですね!
ではまた!
この記事を書いた人

- フランス在住。怖いもの知らずで日本を飛び出し各国を漂流。おかげで路上での仕事もお城暮らしも経験。やっと最近落ち着いてきた30代。旅行、食、本、映画、音楽が好き。
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