GWってなんですか?こにくです。
こんにちは!
これを書いているのはGWのおしりです。
しかし、1日もお休みなんてありませんでした。
きっとそんな方もたくさんいらしゃることでしょう。
1日くらいは、一歩も家から出ずに、部屋を思いっきり掃除しようと思ってたのに…。
なんだかんだで、毎日いろんな予定でギッチギチでございました。
それというのも、こにくは、興味のあることにはどんどん突っ込んでいくのですけども、
最近また新しく始めたことがありまして。
そのおかげで、GWも半ばお仕事みたいなもんで埋まってしまったわけです。
しかし、そこでまた、素敵な友達や仲間ができたのですが、
惚れっぽいこにくですんで、当然ながら「好きやわあ♥」と思わせてくれる男も見つけてしまったわけです。
彼はフリーランスのグラフィックデザイナー。
大学卒業後に、就職することなく個人でデザインワークを受注し始めたのちにデザイン事務所を立ち上げて、
今ではグラフィックワークのみならずギャラリーやバーやコワーキングスペースまで運営してしまっている、超マルチタレントな人。
ルックスははっきり言ってイマイチなのですけども、それすらも凌駕するそのクリエイティビティと努力量と度胸と知識量。
やっぱり才能のある男って素敵やわ〜、と、惚れ惚れしてしまいます。
なので、彼からはいつもとっても刺激を受けているのですけども、
しかしこにく、どうしてしまったのでしょう、彼に関しては、なかなか落とすことができずにいるのです。
まあ、こにくのモテ期も終焉を迎えたということなのかもしれません。
ですんで、これがデフォルトということで、ここはじたばたせずにいきたいところでございます。
とはいえ、彼との出会いを通じて、こにくに足りないものも浮き彫りになってきたので、
今日はそのおはなし。
めっちゃモテる彼女はここが違った
話は飛びますが、こにくのお友達でとってもモテる女性がいらっしゃいます。
彼女とは、しょっちゅうお互いの近況や男関係の話をするのですけども、
お互いに(とくに男の)ネタが尽きなくて、毎度毎度、本当に楽しい。
その彼女の魅力は、面倒見の良さとフットワークの軽さ、そして細かいことにこだわらない器の大きさと、もちろんたくさんあるのですけども、
こにくがほんとに「そら男落ちるわ」と思うポイント、
それは、彼女はもうほんとに、「褒め上手」なんですなー。
男女問わず、相手のいいところを、はっきりきちんと口に出して、
言われたこちらが照れちゃうくらい、恐縮してしまうくらい、言うてくれはる。
それはもう、具体的に、明確に。
なんでそないにスラスラと淀みなく褒め言葉が滑り出てくるねんと、不思議なほど。
でもでも、言われて嫌な気持ちになんてもちろんならないし、
すっごく嬉しいし、自信も元気も湧いてくる。
彼女は、それを、友達でも狙った男でも、ごく自然にできるのですなー。
そう、すばらしいのは、彼女は本心で、きちんと相手の良いところを探し、
自然にさらっと褒められるところ。
だから、嘘臭くないし、お世辞にはきこえないし、上から目線でもないし、こちらも照れちゃうけども、素直に受け止めることができるわけです。
そら男落ちるわ、ってかんじやろ??
こにくは、自分のことを褒めてもらって嬉しがりつつも、
同時に「スゲーなこの『褒め力』!!」と、彼女に対していつも思っているのです。
じゃー、対してこにくはどうなのか。
こにくは「好きな人には好きと言う」というポリシーですので、
冒頭の彼にももちろん「好き♥」とは伝えておるのですけども
(だから彼もこにくのことはそこそこ好きでいてくれてはいるはずです)、
じゃあ彼のどんなところが素敵でどんなところに惚れちゃったのかって考えたとき、
それを言葉にしようとしたらばもう、とたんに嘘臭くなっちゃうことに気づいたのです。
「あれ??アタシこんなに相手のいいとこを口にするの、苦手やったっけ…??」と、
自分に愕然としてしまいました。
そこで気づいた、彼女にあって、こにくにないもの。
それすなわち「ロジカルシンキング」やないか、と。
いまさら気づいた難しさ
彼女の職業は、フリーのコンサルタントさん。
独立以前も大手コンサル会社でバリバリ働いてらっしゃったので、
ロジカルシンキングは否が応でも鍛えられているわけです。
法人、個人問わず、相手を納得させるためのロジックの導きと、
それを伝えるための理論の組み立て。
彼女は「自分は直感型」と言うけれど、
それでもクリエイティブの畑で仕事してきたこにくとは、ロジカル面では雲泥の差。
もちろん、こにくの専門分野である広告も「アート」ではないので、
思いっきりロジカルが大事なのですけども、
こにくのやってきた仕事に関しては、言葉での説明ってある程度のところまででよくって、
そこから先は「とりあえず、絵を作ってお見せします」というやり方になる。
そしてまた、こにくの性格的にも、非常に感情的といいますか、
感性先走り型とでもいいましょうか。
なにかの刺激(いい男に出会ったとか、すごい面白いこと言う人がいたとか、むっちゃムカついたとか、すごい悲しいとか)があったとき、
それに対する反応って、「画(絵)」が浮かんだり、
言葉や理屈じゃないものが自分のなかに広がる感じがするのです。
そして、こにくはそれに思いっきり身を任せているので、
だからホイホイ惚れちゃったりもするんやと思うのです。
ストッパーなしです。
そして、こにくの不勉強もあってか、その「自分のなかに広がるなにか」を言葉にしようとしたとき、
圧倒的にうまく表現できる言葉が見つからなかったりするんですなー。
だからこそ、こにくは好きな男には「好き!」としか言えなくて、
もうそこにはそれ以上でもそれ以下でもなく、
相手の素敵な部分が自分に刺さりまくっているから惚れちゃっているわけで、
だからどんなところが好きなのかっていうのを伝えるために、そこに言葉をはめようとすると、
最適じゃない言葉の寄せ集めになるからもう、ほんとに嘘っぽくなっちゃうことに気づいたのです。
コラムを書いているのに、なんという情けなさ…。
しかも、冒頭のグラフィックデザイナーの彼に関しては、
「すごい!」とか「このデザインめっちゃいい!」なんて言葉は、
いろんな人から死ぬほど言われているはずなので、
いまさらこにくが「すごい!」なんて言ったところで、
「そんなんわかっとんねん」って感じなわけですよ。
まあでもかわいい人なので、「すごい!」なんていう超ありふれた褒め言葉でも、
言われるたびに嬉しい気持ちにはなってるのかもしれないけど。
何がどうすごいのか。
そのデザインのどんなとこがいいのか。
彼の才能のどんなとこに惚れてるのか。
てか、その才能を抜きにしたとして、彼のどんなとこが好きなのか。
自分のなかには、どれもきちんと答えがあるのだけど、
言葉にするととたんにうすっぺらく、嘘臭く、お世辞に聞こえちゃう。
相手の良さを感じ取る感受性は、前述の彼女もこにくも同じようにあるのに、
「あなたのこういうところが素晴らしい」っていうことを的確に言葉にして発することができないこにく。
対して彼女は、それがとってもとっても上手。
そしてそれをさらりと伝えられる素直さも持ち合わせている。
そらモテるっちゅー話です。
感情もロジカルも、バランスが大事。
まあ、しかし言うても恋愛なんて感性のみでするものといっても過言ではないし、
あまりにもロジカルに伝えすぎても、ロマンも色気もないし、
言葉にできない感覚というのは、それはそのままで、置いておきたい気もします。
しかし今回こにくは、いかに自分が「的確に言葉にする」ことが不得手かって、気づいた。
素直さが売りのこにくやったのに!
いままでは「好き!」って言うだけで落とせたのに!!
感情の熱さはそのままに、それを的確に伝えることの難しさ。
うーん。まだまだ修行が足りません…。
しかしですな、裏を返すと、ロジカルシンキングを仕事で思いっきり使っているワーキングウーマンのみなさんにとっては、
その能力は、恋愛におおいに活かせるということになるわけですよ。
プレゼンしまくりとか、会議ばっかりとか、資料作成などのドキュメント作成に強い女性のみなさんは、
いわゆる「左脳系」であり、理性の非常に強い女性が多いようにお見受けします。
それゆえ、感性(=右脳)でするものである恋愛には、
なかなかハマれなかったり、理性でブレーキかけてしまったり、ってことも、多いのではないでしょうか。
しかし、今回こにくがハマったこの「相手を的確な言葉で褒められない問題」、
バリバリ左脳系の女性のみなさんは、きっともうクリアできているわけですよ。
あとは、自分を解放して素直になって、相手の素敵なところをしっかり見つけて、
きちんと具体的に理論的に褒めてあげれば、
そら、男も落ちるっちゅー話ですわ〜!
この、「感受性」と「ロジカル」、バランスが難しい。
でもでも、どちらもすっごく大事やよねー。
会社で上司に「ザキヤマのどんなとこが好きなん?」と聞かれ、
(こにくはザキヤマことアンタッチャブル山崎氏に心酔しておるのです)
「え、もう、なんか、面白すぎて全然笑われへんとこです」と答えたら
「…え?ごめん、ぜんぜん伝わってけーへんわ…」といわれるこにく。
「は?なんで分かれへんねん、感受性の乏しい奴め」と上司には心のなかで毒づいておりましたが、
「自分、プレゼン下手!!!(笑)」と言われてはっとしました。
そーです、こんなんではプレゼンにも勝てないってことに気づきましたんで、
(お仕事上、こにくだってコンペでプレゼンとかせなあかんわけです)
男を落とすためだけではなく、お仕事上でもまさに、ロジカルシンキングを鍛えねばならぬ局面を迎えています!!!
ぎゃんばります!!!!
では、また!
この記事を書いた人

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遅咲きモテ系30代・広告クリエイティブ職のわりと肉食な女。独身。
お酒と仕事と下ネタと、人生を豊かにしてくれるカルチャーが大好き。
もと「こじらせ」で小デブ。関西在住。
愛と笑い溢れる世界になるように、今日も空きっ腹でビールをイッキ飲み。
一番大事なものは健康。