オレゴン州ポートランドの引越し事情

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こんにちは!アメリカ・オレゴン州のエルティング孝子です。

私、最近引越しをしました!とは言え、前に住んでいた家から車で5分かからない所ですが。
今回はアメリカの引越しについてお話しますね。

全米でも人気の町ポートランドのお引越し

ここ数年、『全米で最も住みやすい町』として何度も上位に選ばれているオレゴン州ポートランドは、
今、他州から次々と多くの人が移り住んできています。
アパートメントやタウンハウスと呼ばれる集合住宅が至る所で建設ラッシュ。
家の値段も2011年頃からどんどん上がり、今は売り時ということで、どんどん売りに出ていて、
「FOR SALE」(売り家)という看板をよく見かけます。
ちなみに借家は「FOR RENT」です。
土地を買って家を建てるのではなく、建て売りの古い家を買って内装を変えたりアップデートして、
買った値段より高く売り、家を住み替えていく人が多いのが日本とは違うところかなと思います。
さて、私達は1年契約で家を借りていたのですが、更新2ヶ月前に大家さんから
家を出て欲しいと言われ、急遽転居先を探すことに。
その日から、売りと貸しに出している家が地図上で一気に見られるウェブサイトと、
不動産エージェントを通さず、個人オーナーで売ったり貸したりしている情報が得られる

地域の情報サイトを数時間置きにチェック開始!

さぁ、良い家は見つかるでしょうか?

人気エリアは争奪戦?

条件に当てはまる家が見つかった!と思ったら、通常は記載されている
不動産エージェントや家のオーナーに連絡を取り、家を見学する日程を決め、
見学してから申し込みをするという流れになりますが、人気エリアはそうはいきませんでした。
ここでは、人気エリア=学区が良い、という意味なんです。
同じ公立の学校でも地域によってレベルや内容が違うので、教育の水準が高い学校が
ある学区は人気で、学齢期の子どもがいる場合はそれを重視して家を選ぶそうです。
私達は学区を意識して選んでいたわけではありませんが、住みたいエリアが
学区がいいので、申し込んだら先を越されているということが何度かありました。
しかも、家を見に行かず、ウェブサイトを見ただけですぐに申込書を出したのに…です。
第一候補の家は、ウェブサイトに掲載されて2時間以内に申し込みをしたのに5番目。
だんだん家が決まるのか不安になっていきました。

家も相性

見学が決まって見に行った家も、なぜかしっくりこないということもありました。
借家なんだし、そこまでこだわらなくても…とも思いましたが、やはり何かが違う。
家を出ないといけない期限は迫ってくるし、どうにもならなかったら夫の両親の家に転がり込む?
しばらくホテル暮らしにする?と最初は冗談で言ってましたが、だんだん現実味を帯びてきはじめた頃、
ようやく気に入る家に出会います。
オーナーさんが直接貸している家で、最初に申し込んだ人を1番に選ぶのではなく、
申込書を見てから判断すると聞いていました。見学に行った時、1家族の持ち時間は10分で、
2時間びっしり予約が埋まってるとのことで、これまた競争率高そう!と思ってました。
しかし、オーナーさんが私達を選んでくれました!よかった!1週間後に引越しが決定しました。
家族や友人達の手伝いもあり、引越しトラックを借りて自分達で全て荷物を運びました。

新しいお隣さんへのご挨拶は?

引っ越した時、日本は粗品を持ってご近所に挨拶に行くというイメージ(最近はそんなことないかな?)
がありますが、アメリカでは何かを持って挨拶に行くことはまずないようです。
隣近所に引っ越したという挨拶もしないことが多いとのこと。
「良いご近所さんは、引越しトラックを見たら挨拶に来てくれるものだ。」とも聞きました。
誰も来てくれなかったので(笑)、ひとまず挨拶だけはしておこうと、引越し後ちょっと落ち着いてから
挨拶に行くことに。
まずは左隣の家へ。
「え~いつ引っ越してきたの?全然気づかなかったわ。ねぇ?あなた~!」
と、旦那さんを呼ぶとてもフレンドリーな奥さん。
旦那さんも子どもさん達も感じがよく、ホッとした私達。
次は右隣の家へ。
外には出てきてなかったので、ピンポーンとチャイムを鳴らすと女の人が登場。
開口一番「I don’t speak English!」(私は英語が話せません!)
え~と、それも英語ですよね…。どうやら、何かのセールスか勧誘と思われた様子。
隣りに引っ越してきたと伝え、もし英語が分からなかったら…と思い、必要以上に
大きなジェスチャーで話す私。
夫が「何語を話すの?」と英語で聞くと、「Russian.」(ロシア語)と。
普通に会話は英語で通じてました(笑)
最後はお向かいの家へ。
家に荷物を運び入れている住人らしきお兄さんに声をかけたところ、
すごく不審そうな感じで対応されました。
もしかしたら住人じゃないかもと思い、夫が「ここに住んでるの?」と確認したぐらいです。
彼も住んでいるし、両親の家だということでした。
一緒にいたガールフレンドはとても好意的だったんですけどね。
突然声をかけると、やっぱり警戒されるのかなと感じました。
どちらにしても、家の外で近所の人達と偶然会ったら、感じよく「Hi!」と言って
当たり障りなく近所づきあいをしていこうと思います。
ご縁があった新しい家。もう何年も住んでるかのように違和感がありません。
キッチンからダイニングルームの向こう一面に、緑が見える眺めがお気に入りです。
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この記事を書いた人

エルティング孝子
エルティング孝子
アメリカ人との国際結婚をきっかけに2011年夏からアメリカ・オレゴン州在住。元々は乳幼児教育の仕事を日米で10年経験。アメリカで着物を通して日本文化を伝えたいと思い着付け講師の道へ。好きなことはペーパークラフトとティールーム巡り。

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