25年間行方不明の鎖骨を浮かせて「鎖骨美人」になりたいです

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「私な、なんで真崎に色気がないんかなってずっと考えてたんよ。いや確かにどちらかというとぽっちゃり系やけど、ぽっちゃりが好きな男なんてめっちゃおるやん。なんか他に致命的なポイントがあるんかなって思ってたけどぱっと見でそれは分からんかってん。

でもな、今分かったわ。

真崎、鎖骨ないんやわ。」

20歳の時バイトの先輩に指摘されました。
そろそろ鎖骨に会いたい25歳の真崎です。

「色気がない」に悩まされた半生

「色気がない」は大学時代から真崎の専売特許でした。当時活動的にいろんな団体に所属していたのですが、どのコミュニティにおいても「真崎=女子扱いしなくて良い」というポジションを安定的に確立しており、飲み会でも先輩後輩問わず隣になった男性に「なんで真崎やねん」とため息を吐き出させていました。

極め付けは19歳のある秋の夜。当時所属していたサークルで好きな男の先輩がいて、周りの粋な計らいによってその先輩の家にお泊りすることが決まり「これは…!」と浮き足立っていた私。男性の家に女性がひとりで泊まりにいくって、まあつまりはそういうことなんじゃないですかと。

そしていざ当日。夜遅くに先輩の家に行き、深夜は先輩と恋愛の話で大盛り上がりして、雰囲気も良くお互いの仲も縮まってなんだかいい感じ。気付けば少し空が明るい。そろそろ少し寝ようかと先輩が提案してハイと従順に続こうとした私に、先輩はキラキラとして笑顔でこう言い放ちました。

「家にふたりで朝まで一緒にいて、ここまで全くムラムラしない相手は真崎が初めてだよ!!」

その夜は涙とアルコールに溺れました。

原因は「鎖骨」疑惑

私に色気がないのは「キャラ」が原因だと最初は思っていました。しかし、私に鎖骨行方不明を指摘してきた先輩が言うには「いや汚れキャラでもモテる人はモテるからな」。確かに。「誰が汚れキャラや」は心に留めました。

そして、鎖骨。

「鎖骨美人」という言葉もある程、鎖骨は「女性らしさ」を引き出すポイントなのだそうです。意識したことはなかったですが、確かに鎖骨ってなんだか妖美に色っぽい。着物から垣間見える鎖骨なんか軽くアートで生まれ変わったら檀蜜の鎖骨になりたい。

一方、真崎の首元。先輩の指摘を受けて鏡を確認すると、確かに鎖骨がありません。厳密に言うと、当然鎖骨はあるわけで、手でさわってみると「あ、今ボコッとした!」とまるで胎動の如く鎖骨の存在を確認できるのですが、パッと見では本当に分かりません。

首から下で胸より上の部分が、もう見渡す限りの広大な平野。そろそろここになにか開拓したい。

そして、強く思いました。

めっちゃ鎖骨ほしい

「真崎に色気がない原因は「行方不明の鎖骨」」という仮説を置いた場合、裏を返せば「鎖骨が発見され次第真崎が色っぽくなる」と実証できればその仮説は事実となる。とどのつまり「色気も鎖骨も欲しい」という願望が25歳でMAXとなった私は、「鎖骨浮かせたい」という想いのもと『鎖骨 浮かせたい』でGoogle先生で検索。

そして、希望が見えました。

『大丈夫!あなたも今から簡単にキレイな鎖骨をつくれます!』

なんと。私でも今からキレイな鎖骨をつくれるようです。しかも簡単に。

その気になる方法。

『1日5分の「四つん這いポーズ」を1か月続けるだけ!』

まじかー

25歳。ライター。池袋在住。独身。彼氏なし。日課は四つん這い。
この字面が結構きつい。

しかもこの四つん這い、「肘はピンと伸ばして」「指はまっすぐ前を向けて」などいろいろ細かい要望があり、実際やってみると3分くらいで意外とぷるぷるします。意識しないと普段使わない鎖骨周りの筋肉が反応するみたいですね。納得。

しかしまあ「四つん這い」て。

25年間行方不明の鎖骨を浮かせて「鎖骨美人」になりたい。
そのためには形にこだわっている場合ではなさそうなので、ひとまず一か月間「1日5分の四つん這い」を続けてみようかと思います。

こちらのサイトで記事を書くのが1か月に1回なので、上手く行けば来月の記事でそのご報告ができるかと思います。同じく鎖骨難民な女性の皆様の希望になれたら幸いです。上手く行かなければ編集長に頼んでこの記事ごと抹消してもらいたいです。

とりあえず、頑張ります。

読んで下さりありがとうございました。

この記事を書いた人

真崎
真崎
フリーライターの真崎。25歳。独身。京都出身池袋在住。朝キャバ嬢。社会人生活2年で自らの「組織不適合」を悟り、所属を辞めている最中です。「京都の女性=上品で高飛車で腹黒」という関東でのイメージを払拭することが1つの使命。

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