映画BORUTO感想。親子と夫婦の距離感について考えた

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こんにちは、焼きいも農家です。三人の子育て中の父親です。

先日小6の長男にせがまれまして、アニメ映画「BORUTO」を観てきました。 「BORUTO(ボルト)」というのは「NARUTO(ナルト)」という週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画の「その後」を映画化したというものです。

 私は、NARUTOは原作も読んでませんし、アニメもまったく観てません。なんで、所々よくわからないネタもあったのですが、それでも楽しめました。今日はその話を書こうと思います。

ネタバレしない程度に背景とかあらすじとか

もともとNARUTOという作品は、ナルトという忍者が修業を積み、その忍者の里を統括する「火影(ほかげ)」になるというストーリーだったようです。

で今回観てきた映画BORUTOは「火影」に就任したナルトの息子、ボルトが主人公です。
「火影」というのは、忍者の里を統括する大統領みたいな存在で滅茶苦茶忙しい。なので、ナルトは家にほとんど帰ることがなく、息子のボルトはそれをあまりよく思っていませんでした。
ナルトは忍術で自分の分身を1000体以上作ることができ、色々な細かい仕事(例えば、テレビでインタビューを受ける仕事)は忍術で作った分身にさせたりしてます。
話の中でボルトの妹の誕生日があり、ボルトはナルトに「今日くらいは帰ってくるんだろうな」と言います。誕生日の買い物をしたボルトたちが家に帰ると、ナルトが出迎えてくれたのですが、実はそれが分身だったことがばれて、ボルトは激怒します。
そこに現れたのがのナルトのかつてライバル、サスケです。サスケは敵の気配があることをナルトに伝えに来るのですが、ボルトに父親と勘違されていきなり殴りかかられます。殴りかかったものの軽くいなしたサスケに、ボルトは弟子入りを申し込みます。
なお、サスケにもサラダという娘がいて、ボルトと一緒に忍者修行をしています。
で、メインのストーリーとしては、このあと強敵が現れて、ナルトとサスケとボルトと、ほかの忍者達が協力して倒す、という感じなんですが、それは劇場で楽しんでいただければ。

仕事か家族か

ボルトの父であるナルトは「火影」という地位で多忙なため家に帰ることがなく、ボルトはそれに反発するのですが、それに対してボルトの母ヒナタは「お父さんはいまは里のみんなを守る大事な役目なの」とボルトを諭します。
また、サスケも普段は隠密行動をとるため里には帰らないのですが、今回戻ってきたことで妻のサクラは喜び、それを娘サラダに指摘されるシーンがあります。
ヒナタもサクラも、普段は居ない夫の代わりに子供を育て夫を陰で支える妻、という位置づけになっていますが、
女性としては、こういう奥さんたちをどう思うんだろう?
ナルトやサスケのような普段帰ってこない夫をどう思うんだろう?
というのをきいてみたくなりました。
ちなみに、男性目線を含みつつのごく個人的な感想としては、「ちょっと憧れるけど、我が家では現実的ではないな」と思いました。
自分の場合、会社員か家族か、という選択で家族を取り会社員をやめました。会社を守れる人材はリリーフを用意できますが、家族を守れるのは自分だけ、というのが理由です。
ちなみにちょっと憧れるのは、毎日晩御飯のおかずに悩まなくて済むんだろうな、という些細なことだったりします(笑)

父親は家にいるべきか?

私の父は自営業で、夕飯時は顔を合わせていました。その記憶もあって、夕飯は基本的に全員そろって食べることにしてます。会社員の時には毎晩ひとりで外食してましたので、家族そろっての夕食は望んでいたことなんです。
しかし、実際は子供同士で口げんかが始まったり、自分が子供に小言を言っちゃうんですよね。
ナルトやサスケのように、たまにしか帰らないと(互いに一緒にいるのが嬉しくて)そういうこともなかったりするのかなと一瞬思うんですが、昔付き合っていた彼女が「単身赴任だった父にはいい思い出がない」と言っていたことや、 「男はつらいよ」の寅さんは帰ってきてもすぐ喧嘩してまた出て行ったので、そういうものでもないんでしょうね。

家族であっても、適度な距離感が必要

考えてみたら、自分と両親の関係をひっくり返したのが自分と子供達の関係です。
まったくの無関心も、過干渉もよくないのは、子供時代の経験からわかっているわけで、そこは適度な距離感を持つのがいいんだなと思います。
妻との関係も、恋人同士で互いを向き合っていたのが、子供が生まれるとともに同じ方向を向いているかの確認をすることが多くなりました。こうして親になっていくんだなと、実感する日々です。
ちなみに、BORUTOをこんな風に見る人は少ないと思いますが、親子で見るのもおすすめですよ。
ではでは、また次回。

この記事を書いた人

焼きいも農家
焼きいも農家
某メーカーで11年エンジニアを務めましたが、一念発起して2010年に東京から宮崎に移住し、農業を始めました。妻と三人の子供と暮らしています。妻より家事をこなし、最近は「発想が主夫になっている」と言われることがあります。

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