彼氏探しと物件探しに共通点を見出しました

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「好きな異性のタイプは?」
「包容力のある優男です」

気張っているけど甘えたい。
3人兄弟末っ子長女の真崎です。

「男の見る目は出会いと経験の数で養え」らしいです

「包容力ある優男好き歴」は2年ですが「彼氏いない歴」はつい先日26年になりました。

日に日にアラサー感増してくる年頃なのに色恋めいた出来事がなさすぎて、最近の口癖はもはや「恋がしたい」。私の小学生時代に「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」というドラマが放映されて「この人すごい恋がしたいんだな」と思ったのですが、あの時の主人公に負けず劣らず私だって恋がしたい。

「どうすれば真崎に彼氏ができるのか」
この議題は友人間の酒の席では鉄板ネタになり、直近開催された飲み会において提案された作戦は「手作りのクッキーを気になる人にわたす→クッキーにはこっそりテキーラを混ぜておく→相手は食べたら地味に酔う→そしてちょっと気持ち悪くなる→そのタイミングで「あれ?大丈夫ですか?」と心配した顔で声をかける→ヘパリーゼをわたす→あっちが私に惚れる」。

友1「真崎、これは完璧や」
友2「ヘパリーゼ系女子」
友3「明日からヘパリーゼ常備な」
友4「今からテキーラ買ってきた方がいい」
真崎「絶対みんなわたしで遊んでる」

そんな中、ひとりの男性経験豊富な溢れ出る色気系女子、通称「姐さん」が、私に忠告しました。

「真崎、とりあえず誰かに抱かれてこい」

唐突ー。「とりあえず」というライトな響きの副詞に対して続く言葉が重すぎる。

姐さんいわく「真崎が恋できないのは、なんだかんだで実は真崎自身が男を選別しすぎているから。それが悪いわけではないけど、そのまま誰とも付き合わなかったら「男を見る目」が養われないよ。いろんな人と付き合ってみて分かることはたくさんあるからとりあえず抱かれてこい」

最後以外は「なるほど」と思いました。

今から私が家探しした時の話に飛びます。

安くて会社から近ければ良かったはずでした

約2年前。転職のため横浜に引っ越す際に、ひとり暮らし用の物件探しをしました。

「希望条件はある?」
社長からのヒアリングに対して

・安い
・会社から半径5km圏内(自転車通勤したかったので)

以上の2点を挙げたところ「え?それだけ?」と驚かれました。
この2点は私にとってとても重要で外せなかったのですが、元々生活環境には大きなこだわりがなく「いい暮らしがしたい」という欲も皆無だったので、驚く社長に対して「住めたらいいです」と答えました。

そんな条件なので、物件候補は山ほど見つかりました。私は早く家を見つけて仕事を開始したかったので、最初の1~2件でさっさと家を決めてしまおうと思っていました。

3日かかりました。

希望条件2つだけのつもりだったのに、3日かかりました。

こんなはずじゃなかったのに、なぜ?

1件目は、安くて近くて、だけど洗濯機が共同でした。

2件目は、安くて近くて、だけど4畳もない狭さでした。

3件目は、安くて近くて、だけど畳の匂いに酔いました。

4件目は、安くて近くて、だけど主みたいなヤモリが住んでいました。

5件目は、安くて近くて、だけど家を出てすぐに推定50度傾斜の坂があって雪の日に生きて出勤できる気がしませんでした。

6件目は、安くて近くて、だけど「世界の中心は僕です」かの如く洗濯機置き場がなぜかリビングの真ん中にありました。

7件目は、安くて近くて、だけどなぜか浴槽の形が三角で建築家の意図が読めませんでした。

8件目は、安くて近くて、だけどカーテンを開けた瞬間隣家のおじさんと至近距離で目が合いました。

「私、意外とこだわりあったんですね」
「最初の希望の段階から、実際物件を見ることで条件が変わっていく人はたくさんいますよ」

3日間連れ回してしまった不動産屋さんは言いました。

そしてもうひとつ。

「いろいろ見ていると、自分のフィーリングで「ここだ!」という物件が必ず見つかるので、妥協せずにそんな家を探すのが一番です」

そう言って、飽きずに私の家探しに付き合って下さりました。
とても感謝しています。

「ここだ!」が見つかりました

「ここだ!」が見つかりました。

「山岡さん(仮名)、私ここがいいです」
「その眼、ついにきましたね」

その人にとって運命の物件かどうかはその人の眼を見れば分かるという山岡さん(仮名)お墨付きの「私にとって運命の物件」と出会うことができました。

その物件には、一体なにがあったのか。もちろんフィーリングと言ってしまえばそれまでなのですが、家に入った瞬間「ここだ!」と思った時、私は確実に「ある”なにか”」に心を動かされていたと感じていたので、その”なにか”の正体を考えました。

出てきた結論は「日光」でした。

運命の物件に出会う前に、「あ、ここいいかも」と思った物件があったのですが、「でもなにかが違う」というフィーリングでボツにしました。今思うとその部屋は「日当たり最悪」でした。

一方の運命物件は、下見でその家のドアを開けた瞬間、部屋が日の光で満たされていてとても気持ちが高ぶりました。その感覚が「ここだ!」だったのだと思います。

物件探しにおいては、私の奥底には「日光」という必要十分条件があったわけで、それに気付けたのは紛れもなく、山岡さん(仮名)サポートのもと「いろいろな物件を見たおかげ」でした。

まずは「いろんな人を知る」から始めます

これが対「人」であれば、家ほどはっきりした「条件」が見つかるというわけではないと思います。ただなんとなく、「好きなタイプは?」「包容力ある優男です」と答える私はまるで「物件の希望条件は?」「安くて会社から近いところです」と答える私に、とても重なるように感じました。

「いろいろ見ていると、自分のフィーリングで「ここだ!」という物件が必ず見つかるので、妥協せずにそんな家を探すのが一番です」

「いろんな人と付き合ってみて分かることはたくさんあるからとりあえず抱かれt(以下略)」

人と家の話を混合するのは失礼かもしれませんが、でもいろいろな人と関わることで、きっと自分自身も気付かなかった自分の思いがあったり、フィーリングがとても合う人と出会える可能性も高くなったりするんだろうなと思った次第です。

「まずは臆さず「出会う」「関わる」機会を増やそう」

26年目にしてそんな決意をしました。

しかし「とりあえず抱かれてこい」のハードルの高さは異常です。

この記事を書いた人

真崎
真崎
フリーライターの真崎。25歳。独身。京都出身池袋在住。朝キャバ嬢。社会人生活2年で自らの「組織不適合」を悟り、所属を辞めている最中です。「京都の女性=上品で高飛車で腹黒」という関東でのイメージを払拭することが1つの使命。

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