~働く女性のお悩みサロン~vol.9「関係性を上手につなぐ反論の仕方」

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こんにちは、ライター&ブックコーディネーター・文の響舎です。今までにない盛り上がりを見せたハロウィンもいつしか終わり、世はクリスマス商戦の時期に入りました。

業態にもよりますが、年末年始は稼ぎ時ですので、社内の戦略会議やミーティングなどにおいて、何かと議論が白熱する時期ではないかと思われます。

日本人はディベート下手と言われることが多いですが、特に女性が意見を言ったり、議論に参加すること自体、なかなか難しいと感じる場面もあるのではないでしょうか?

既存の状態や意見に対して、ただの文句ではなく伝えるべき意見を、より効果的にスマートに伝え、ときには反論するためには、どうしたらよいのでしょうか?

正攻法だけでは、障害物に頭からぶちあたりに行くようなもの

最近、Aさん(40代半ば・女性)という方と話をしました。Aさんは、父親が営む会社でまとめ役として仕事をしています。社内には、父親である社長に長く仕えてきた古参社員が多くいます。

その中で、慣習としてしている作業に無駄が多いことを、Aさんは気づきました。経費面、人件費面、ここを見直すと、収益に対して大きな改善につながりることは明らかでした。

ミーティングでそれを伝えると、古参社員たちの猛反対にあったそうです。いくら数字を示しても、よけいにヒートアップ。いったいどこから手をつけたらよいものか……。Aさんは困り果てていました。

私はAさんのことを昔から知っていますが、一本木で真面目な性格。信頼もおけますが、それだけにぶつかる人も多い印象があるタイプです。

相手の意見を一度受け入れて、じりじりとバージョンアップする

長くやってきた習慣には、それなりの理由があります。

たとえ、相手の言うことが違うと思っても、頭ごなしに否定してしまっては、身もふたもありません。その習慣の良さと、続けてきた人の労力をねぎらい、一度は受け止める。その方法を進化させた……と感じるような新しい方向性を、一諸に模索してみてはどうかと、私はAさんに伝えました。

その後、バーションアップを繰り返して、最終的にAさんが考える形になるように、根気強く議論を繰り返したところ、「2代目は、以前よりも話を聞いてくれるようになった」と、言われるようになったそうです。

倒産の危機や、猶予のない改善がもとめられている状況であれば話は別ですが、そこまでではない限りは全体像を見ながら、少しづつ変えて行くことが、改革の鉄則です。

やんわりとした一言と心づかいを加える

人は「認めてほしい」という気持ちを、誰もが持っているものです。相手に恥をかかせないように、配慮することは大切なことです。何かを変えてほしいときには、「よい考えですが、もしかするとここの部分が少し違っているかもしれません」といった一言を加えたり、全体で言うのではなく、個別に伝えたり。

面倒なようですが、ちょっとした心づかいを示すか、示さないかで、物事の進み方が変わってくるものです。

結局のところ、小さなことをおろそかにせずに、どれだけ細やかに対応するかで、その後が大きく変わってきます。

面倒くさがらずに根気づよく進める

ビジネスの相手は、取引先や上司・部下・同僚とさまざまです。仕事内容によって、さまざまなシチュエーションがあることでしょう。

ただ、人の意見を丸のみしてイエスマンでいるのではなく、さりとてただ頭から突っ込んでやみくもにぶつかるでもなく。相手の機根を見ながら、面倒くさがらずに戦略を考えて、伝え方を工夫していく。「あなたの言うことなら、しょうがないな」と、相手に言わせたら、この勝負は勝ちというものでしょう。

それもまた、ビジネスの醍醐味かもしれませんね。

 

この記事を書いた人

文の響舎(ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター)
文の響舎(ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター)
1976年生まれ。

銀行員、図書館司書、一般企業にて総務・流通管理・店舗支社長・商品開発部門管理職・社員研修担当を経験。
女性にむけるキャリアアドバイスを中心に執筆活動中。
生活において、本・コーヒー・スイーツ&パン・整理整頓が必須。

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