働く女性のお悩みサロン~vol.17「昇進・異動・退職。変化する季節の迎え方」

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こんにちは、ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター・文の響舎です。

だいたいの企業は4月からの新年度にむけて、2月3月あたりからいろいろな内示が出るのではないでしょうか。

私は、振り返るとこの時期に異動になったことはありませんでした。いつも秋の異動が多かったのです。それでもこの季節になると、周りのそわそわした雰囲気をひしひしと感じつつ過ごしていたことを、今でもたまに思い出します。

 

自分が変化を迎えるときは

この時期になると、ある日突然、いろいろな書類をシュレッダーにかけだす人があらわれます。「ああ、あの人異動するんだな。」と周りはみんな感じていました。その様子が楽しげなら栄転であったり希望の部署に行くのであろうということ、沈んだ雰囲気ならばそれなりの状況になるのであろうということ。

当人は自分事ですので、発表や実際に異動するまでの時間を逆算して身辺整理をしていることと思いますが、はたで見ていて、あまり周りに分かるような動きは控えたほうが賢明だとそのとき思いました。

また、かつて、短い期間でしたがお世話になった上司が異動するということがありました。彼は周りに分からないようにしていましたので、発表があるまで私も気づきませんでした。しかし、後で振り返ると私たちが困らないように段取りしていてくれていた行動がいろいろと思い出されました。

自分が異動する時にはこういう、さりげない気配りと、潔い旅立ちをしようと思ったものです。

 

同僚の旅立ちを見守るときは

私にとって頼りにしていた部下が、急に地方に異動になるということが、かつて2回ほどありました。右腕をもがれるとはこういうことだと思ったものですが、本人以上に残されるほうも寂しいものです。

いろいろな状況がありますが、若くして地方に異動になる場合は、将来に向けて育てようという上層部の意図があるものです。しかし、当人は本社を出る場合はいつ戻って来られるのかと、心から不安になるようです。

あるいは、同じ本社であっても今までとは畑違いの部署に異動になる場合は、心細い様子をしている後輩や部下も多くいました。この場合も、はたで見ているといろいろな経験をしてオールマイティに力をつけていく良いチャンスですが、今までの仕事に誇りを持っていた場合、心の整理に時間がかかるということもあります。私も異動するたびに積み上げてきたものがすべてゼロに戻るような、そんな感覚を覚えたものです。

こういうときは、周りが当人から聞かれてもいないのにどうこうとアドバイスしたり、自分の感想を言う必要はないと思います。その人にとって最善の旅立ちができて、新しい出発ができるように、気持ちのいい態度でいることが大切だと心から思うのです。

 

変化のときは相手の心になって

いずれにせよ、自分のキモチを中心にするのではなく、周りの心境や状況をよく慮りながら行動すると、その人が潔く、立派に見えます。

ある時間を共に仕事したという歴史は、しっかりと人の記憶に残るものです。その時間が素敵なものとして、お互いの脳裏に残すためにも、変化する季節は自分の心を丁寧に整理しつつ、行動自体は他の心になって過ごしていきたいものですね。

 

 

 

この記事を書いた人

文の響舎(ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター)
文の響舎(ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター)
1976年生まれ。

銀行員、図書館司書、一般企業にて総務・流通管理・店舗支社長・商品開発部門管理職・社員研修担当を経験。
女性にむけるキャリアアドバイスを中心に執筆活動中。
生活において、本・コーヒー・スイーツ&パン・整理整頓が必須。

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