占い師さんとお話をしていると、「この人とこの人が付き合ったらぴったりなのにな~!」という人が必ず出てくるのだそうですが、振り返ってみても、正直“自分のぴったりの人”と付き合ったことがあるだろうか?と疑問に思うことはないでしょうか。
“好きなタイプと、相性がいいタイプは違う”とは言いますが、長い交際や結婚を意識するのなら、やはり自分の好みを優先するより、相性のいいタイプと付き合ったほうが良いような気がします。
「じゃあ、私にはどんな男性がぴったりなの?」ということで、今回は、自分にぴったりの男性を見分けるためのコツをご紹介したいと思います。
【1、自分と視点が似ている男性を探す】
まず、“相性がいい”というのは、一緒にいて気が楽であったり、同じものを好きであったりという「点の繋がり」が必要です。もし一緒に住んでも、全く趣味嗜好が異なったのでは、テレビのチャンネル争いが起こりますが、それでは相性は良くないです。
〇方向性が似ていること
たとえば私はインドア派で、漫画本を読んだり家の中でいろいろするのが好きですが、休日は外出してフットサル!みたいな男性とは、そもそも合わないわけです。
たぶん、アウトドア派の男性から見ても、「家の中で色々やってるけど何が楽しいんだ?」って感じだと思います。きっと一緒にいても窮屈でしょう。
ということで、やはりいくら顔が好みであっても、性格や優しくても、「話が合わない、お互いを理解できない」のでは、付き合っても利点がありません。
そのため、“自分と向いている方角が似ている人”を探すことが大事。そのため、趣味仲間の中から相手を見つける、ということは理にかなっています。
【2、自分と同じ反応をする男性はやめておく】
さきほどが“点”だとしたら、次は“線”に注目します。兄弟がいる人はわかるかもしれませんが、自分と似ている人をみると嫌悪感を感じませんか? 「どうしてそういうことするの?」と思ったとき、結構自分の写し鏡になっていることがあります。
たとえば、一緒にテレビを見ていて、同じところで笑うまではいいのですが、同じツッコミをしたとしたら、「マネしないでよ!」と思います。
〇点は共通しても線は共通しない方がいい
自分と似ている人を見るとイライラする、というのは、同じクラスに学級委員長がふたりいるような状態です。もしくは、ディフェンスしかいないサッカーチームや、ピッチャーがいない野球チームみたいな感じ。
カップルとして交際する、ということはある意味「チームになる」みたいなことなのですが、同じチームの中に同じ役割の人はふたりも必要ありません。
趣味も似ていて、話も合うかもしれませんが、目の前に自分がもうひとりいるみたいなことなので、良いことは奪い合うし、嫌なことは押し付けあう、ということにもなりかねません。
そのため、点と点を繋ぐ“線”に共通点を見出してしまったら、潔く諦めたほうがいいでしょう。チームとして考えるのなら、「足りない部分を補える関係」がベストです。
【3、“点は同じ・線は別”な人を選ぶ】
よく「ものすっごい好きな人より、いつも一緒にいられる気楽な男との方が長続きする」みたいな話を聞きますが、まさにその通りです。
なぜかというと「まあ、こんなもんだよな」と諦めがつくからです。すごく好きな人に対しては、期待値が上がります。好きな人と付き合うと幸せではありますが、女性本人は気がついていなくても、小さな“裏切られた感”が連続します。
そのため、どんな男性であっても「話は合うし理解できる(点)けど、考え方や行動は異なる(線)」という人を選んだほうが失敗が少ないでしょう。
〇点と点を線で結ぶと自分とは違う人が出来上がる
外国に行くとそこには日本とは違う生活文化があるので、全裸でうろうろしている人がいても「こういう国なんだろうな」となんとなく許せますが、男性と付き合う場合もこれと同じ「許す」が必要になります。
多くの女性は男性との出会いに運命を感じたいのかもしれませんが、そこで“線の部分”を見ていると失敗します。逆に“点の部分”を見ていると成功します。
「共通点はあっても、相手は自分とは違う人間だ」という大前提があって、そこに自然な「諦め」や「許し」が出てくるので納得できます。納得できれば我慢せずに済みます。いちいち裏切られることもありません。だって、自分とは違う人だから。
この「点と線の法則」を見誤らなければ、自分自身に嘘をついて無理な交際をすることもなくなりますし、相手に合わせて背伸びする必要もなくなります。我慢して相手に合わせた交際は長続きしませんし、お互いに辛い思いをするだけです。
好きな人と相性がぴったり!というのが理想ではありますが、もし「今まで自分で選んで付き合った男とうまくいった試しがない」とか「私は男を見る目がないのか?」と思ったら、点と線の法則を思い出して相手選びをしてみてくださいね。
この記事を書いた人

- 1983年青森市生まれ。宮城学院女子大卒。作家、ライター、デザイナー。ゆるいオタクで現在の趣味はガンプラ。甘酒が好きで飲み比べをライフワークとしている。1児の母。
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