パッと見デキる完璧男の落とし穴

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イケメンな旦那さんと可愛い娘と息子。
共働きではあるが育児に理解のある会社に勤め、好きな仕事に就いている。
実家近くに新築マンションを購入、両親の手助けも全面に受けられる環境。
両親は頻繁に孫に会えることが生きがいになり、親孝行も完璧。

100人に聞いたら半数以上が太鼓判を押すであろう正真正銘イケメン旦那は、結婚前にひとり暮らしをしていたこともあり、家事は得意。
洗濯とゴミ出しは旦那さんの担当で、日常的な家事の分担もばっちり。
料理も上手で、休日は旦那さんがご飯担当の日もあるそう。

これ、実際に私の友達のお話です。
誰がどう聞いたって「勝ち組」ですよね?
幸せな家庭を持つことは、いつの時代も世の女性の憧れ。

私もこれからみなさんにお話するこの話を聞くまでは、こんなMr.パーフェクトな旦那さんを求めて婚活していました。

〜恋愛コラムでは見抜けない大切なモノ〜

しかし蓋を開けてみると…違う。
何かが違う!!
ひとつも問題がない夫婦なんてこの世に存在しないでしょうが、この旦那さんに関しては人間として”大切なモノ”が欠落していると感じました。
その辺の恋愛コラムには書いていないことなので、恋愛の悩みをネットに相談する私のようなタイプの女性こそ危険!
よくある恋愛コラムでの「ダメ男の特徴」は、この旦那さんには全く当てはまりませんし、むしろ「結婚したら幸せになれる男の特徴」に当てはまると思います。
ですが一見、非の打ち所がなさそうに見えるものの…やはり完璧な人間はいないということなのでしょうか。

この旦那さんは、だいたいの方が「あそこなんだー!」と思うそこそこ名の知れた企業に勤めています。
特別お給料が良いわけではありませんが可もなく不可もなく。
ただ私の素直な感想は「あそこでそれくらいなの…?もう少し上かと思った。」です。
景気回復とメディアで騒いでいても、未だ不景気だからなのか、と思いました。

が、しかし!ちょっと違うのです。
こちらの旦那さんは30代後半、40手前のアラフォー。その年齢でその会社で、その年収はちょっと少ないのでは…? 普通年齢を重ねるにつれて、ちゃんとやっていれば昇進して昇級とかあるのでは?と。

もちろん、人の評価は、収入や出世だけがすべてではありません。
でもそこに、この旦那さんのダメな部分をダイレクトに反映していると分かったのです…。
なぜならこの彼、”THE窓際族”で、同僚だけでなく部下にも追い抜かれ、上司には呆れられ、怒られる日々…というかなり悲惨な状態。

私自身、何度もこちらの旦那さんとはお会いしていますが、イケメンなのはもちろん、人当たりがよく、とても気が遣えるさわやかで素敵な方だな…としか思ったことがありません。
酒癖が悪いわけでもなく、気性の荒いタイプでもない、シャイ過ぎるといったことも、話し下手だということもありません。
どんな人からも好かれ、仕事ができそうな印象でした。
(他の友達もそう言っていたので、決して私の男を見る目がない訳ではないかと)

一流大学を卒業し、そこそこ名の知れた企業に就職し、決してデキが悪いということでもありません。
ですから彼がなぜ…!?としか思いませんでした、が!
よくよく聞いてみると、この彼「努力・向上心・自信」が皆無だったんです。

〜何事も普通よりは少しデキるイケメンだからこそ〜

原因はきっと「何事も普通よりは少しデキる男」だからこそ、今までの人生、特に努力しなくともそこそこ上手くやってこれたのでしょう。
顔がイケメンですから、その分の”プラスα”も大きく作用し、何とな~く上手く人生の波に乗れてきちゃった、みたいな感じなんでしょうか。
だからこそ今まではそれでよかった、まぁまぁ上手くやれてきた。
学生時代は最低ラインさえ越えていれば留年することはなく、全員進級・卒業できますが、会社はそうではありません。
細くて狭い出世街道には、死ぬほど努力した向上心溢れるたくさんの社員が押し寄せ、その道を進むためにそれぞれが自分史上最大の力を発揮しようと奮闘する。
幼い頃はちょっと悪そうなタイプの男子が人気だったり、単純に顔がかっこいい、スポーツ万能といった生まれ持った天性のモノが、モテ・非モテ人生の命運のカギを握っていましたが、大人になって女性も結婚を意識し始めると、モテる要素はきれいごと抜きで、安定した生活を送れる相手を求めるもの。

逆に、大人だからこそ、努力次第でいくらでもモテ男になることができるんです。
そうなってくるとスタートラインは少し上だとしても、何の努力もなしにその環境にあぐらをかいていたら、あっという間に周りに追い越されて当然ですよね。

追い越されそうな段階で普通は「やばい。俺もがんばらなきゃ。」って。そして追い越されたらもっとそう思うのが、そもそもモテとか非モテとかの前に、男のプライドってものではないでしょうか。
ところがこの旦那さん、そういう状況の時になーんにもしなかった。
むしろ努力せずに「どうせ俺なんて…」と自信を失っていった挙句、諦めて、ふてくされ始めたそうです。

何度かあった昇進試験も、勉強もせず、遅刻。
最終的には、何度上司に言われても受けないと。
クビになったらおしまいですが、まだそこまではいっていないのですから、今からでも頑張ろうという気持ちを持てないのか!…というのが私の友達の悩み。

〜見掛け倒しにご注意を〜

結婚相手に求めるものは、ひとそれぞれですが、「安心・信頼・尊敬」の3つは大切。
単なる恋愛関係ではなく、人生を共に生きるのですから、見て見ぬふりはできないものです
安心を生む良好な関係性には、贅沢などしなくともある程度のお金は必要です。
そのために特に男性は、仕事への意欲はとっても大事なはずなのに、完全にあきらめている姿は、とても尊敬には値しないでしょう。

私も実際に友達から話を聞くまでは、気づかなかった着目点がたくさん…。
教えてくれてありがとうと言うべきか、
パーフェクトな殿方はいないと、頭では理解しているものの…
こんなこと聞いたらさらに婚活が難しくなるわ…と嘆くべきか。

結局のところ、どこなら妥協できるのか、ここなら目を潰れる、そこまでなら許せる… そんな気持ちを持つことが大切な気がします。
確かに誰にでも何か欠点はあるものですが、見ため完璧男に惑わされない目を持ちたいものです。

 

この記事を書いた人

tomo
tomo
幼い頃から出版社に勤める父の影響で文章を書くこと、編集することに興味を持つ。スワロフスキー専門デコリスト、プライベートブランドのMDを経て、現在はライター兼エディター。派手な見た目とは裏腹に料理・洗濯・掃除など家事全般は得意で、ついこの間まで将来の夢は"お嫁さん”。が…今は自分の足で立った上で男性を見る目を養い中。

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