「これからの世界をつくる仲間たちへ」を読んだ感想

0

 

こんにちは、東京みどりです。

私の趣味のひとつに読書があります。本が好きなので、週に1冊以上は平均して読んでいます。以前は、図書館が近かったので、毎週末通って、借りられるマックス20冊を借りて読んでいました。その後引っ越しをしてからは、一駅先の図書館までリュックを担いで通っていました。変に知識ばっかりの頭でっかちになってしまうこともあるのですが(ノウハウマニアみたいに)、読書はお勧めです。

秋は読書の季節、というイメージもありますしね。

 

今回、ご紹介する本は、20代前半に向けて書かれた本のようなのですが、社会人のあなたや私にとっても勉強になることが書かれていると思います。私は、「ふむふむ」と読み進めました。

 

落合陽一さんって知っていますか?

落合陽一さんの存在を知ったのは、日曜の情報番組(?)、「サンデージャポン」に出演しているのを見たからです。その時点で彼はかなり有名になっていたようですが、普段あまりテレビを見る機会がないので、「若いのにしっかりした話し方するなぁ~」くらいの印象でした。

「現代の魔法使い」と紹介されていてとても興味を持ちました。そこで、ネットでも調べてみました。

 東京都出身、六本木育ち。開成高等学校、筑波大学情報学群情報メディア創成学類卒、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了者)。博士(学際情報学)。本人が提唱する「デジタルネイチャー」という価値観に基づいたメディアアート作品を研究及び制作。コンピュータとアナログなテクノロジーを組み合わせた視覚的・触覚的作品やデジタル装置を用いてアナログな実体を駆動する研究で知られる。Pixie Dust Technologies inc およびジセカイ株式会社を創業。

 

父は国際政治ジャーナリストの落合信彦。叔父は空手家(和真流宗家)の落合秀彦。従兄弟はLady Gagaの主治医を務めたことで著名なデレク・オチアイ。

名前の由来は+(プラス)と−(マイナス)。

引用:Wikipedia

 

・・・Wikiで見てみたけど、「すごい人」ってことくらいしか分からない・・・です。「陽一」という名前の意味が素敵ですね。

 

「これからの世界をつくる仲間たちへ」を読んでみました

 

この本に書かれている内容は、おおざっぱにくくってしまうと、「IT化が進む中で、人間が今やっている仕事はコンピューターにとって代わられる」「今後、社会にとって必要となるのは自らが思考できる力を持った人材」ということでしょうか。

つまり、これからの若い世代の人たちには、もっと自分で発想するクリエイティブな思考が必要になってくる、と言うことです。これは、実際には若い世代の人たちだけでなく、20年後も現役で働いているであろう私たちにも必要な能力だと思います。

現代は、大きく、ホワイトカラーとブルーカラーの労働者に分けられています。目の前にある仕事をてきぱきと片づけていくホワイトカラーに必要なものは、「与えられた仕事を問題を処理する能力」です。

 

処理能力の高いホワイトカラーを目指せば良かった時代には、受験勉強もそれなりに意味はありました。受験勉強を通じて身についたスキルが、ホワイトカラーの仕事に役に立ったからです。ホワイトカラーの仕事は、与えられた問題を解決することにほかなりません。だから学校の試験と同じで、いろいろな問題の解き方をたくさん知っていればいるほど、処理能力は高まります。実際マーケティングやMBAの修練で最も多いのはケーススタディ(事例の学習)ですが、どの方法論でどうやって問題を解くかを当てはめていく作業にしかすぎません。(81-82ページ参照)

 

私自身、事務職をしているのですが、ほとんどの作業はマニュアル化され、それに従って間違いないように作業しているにすぎません。また、新しい仕事が与えられても、過去の経験からどうやって処理していくのが一番効率的かを考えて進めていきます。

もちろん、このやり方や考え方は、今の私の職場においては必要なことであり、スキルであると思います。

今回、私がこの本を読んで感じたことは、普段の自分の思考の未熟さです。今は、ネットを見れば毎日、新しい情報や技術が紹介されています。それについて、私自身、事実として受け入れることは出来ても、その裏側の仕組みまで知ろうとはまったく考えていません。「新しい技術か~、すごいな」程度です。そして、いつの間にかその技術が活用される生活を受け入れるようになります、当然のように。

 

何でも教えてくれるiPhoneのSiriも、実に魔術的です。みんな「Siriさん」と気安く呼んでいますが、いったい「彼女」が世界中のどこでどんなふうに調べ物をしているのか、彼女はあなたの個人的なデータをどれだけ持っているのか、そして日々どのくらいのデータをため込んでいっているかなどと考え始めると、ちょっと恐ろしくなるくらいの謎ではないでしょうか。(97ページ参照)

 

思考する日常にチャレンジしてみませんか

インターネットが普及したことで、私たちは疑問があれば簡単に調べることが出来ます。そこに書かれていることがすべて本当かどうかは、分かりません。調べたことで知った気になっていることには変わりありません。この繰り返しで、私たちは検索能力が上がると共に、思考する力、また思考すること自体が減ってきていると思います。以前から、「私って、考えないなぁ・・・」と思うことが多々ありました。悩みがあっても頭の中で思考するのではなく、すぐに解決策をインターネットで調べる、という癖がついてしまっているのも爺つです。誰かが差し出した解決法の中で自分にぴったりのものを選んできている状態です。

この本を読んで、もっともっと自分の頭でいろいろなことを考えていきたい!と心から思いました。少なくとも、いつもの会話がインターネットの中の情報(ニュース、ゴシップ等)だけで終わってしまうようなつまらない人間にはなりたくないな、と思いました。

本書が勧める「クリエイティブ」になるかどうかは別として、もっと自分の頭を使って日常を感じていきたいな、と、そんな気持ちを湧き起こさせてくれた一冊でした。

いくつか本文を引用したのみですが、もし興味があればぜひ読んでみてください。きっと私たちの世代でも何か心に感じるものがあるはずです。

 

章タイトルも魅力的だったので、紹介しておきます。

  • 「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか
  • 人はやがてロボットとして生きる?
  • いまを戦うために知るべき「時代性」
  • 「天才」ではない、「変態」だ
  • エジソンはメディアアーティストだ

今回は、以上になります。

みどり

この記事を書いた人

東京みどり
東京みどり
読書と食べ歩きが大好きな都内在住の30半ばOL。

外見、内面とも自他ともに認める「平均的女性」。ハウツー本を読むばかりでなかなか実行できないのが悩み。今後の目標は、活動的になること!アウトドアに挑戦すること!

SHARE.

皆様のご感想をお寄せください!