鈴木勝之「社会に価値を生み出すサービスを。新しい食のあり方を追求していく」

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Lifestyle&Co.では、個性的でユニークな人物を取り上げて「その人の生き方」をお聞きししています。

有名人ではなく、一般の、私たちにとって身近な人物を取り上げることがコンセプト。

皆それぞれの個性があってそれぞれの人生がある。

そんな視点から、個性的でユニークな人物を取り上げてインタビューしています。

今日は、株式会社Mealthy代表取締役、鈴木勝之さんに話をお聞きしました。

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ー自己紹介をお願いします

株式会社Mealthyの代表取締役をやっています。Mealthyの主なサービスは、外食を中心とした健康的な食生活を提案するダイエットアプリです。

エンジニアとともにアプリ開発を進め、2015年4月にサービスをリリースしました。

大学では建築を専攻し卒業後、JR東日本に入社しました。JR東日本では主に不動産店舗開発に関わっていまして、その経験を活かして株式会社ビーズでコワーキングスペースの立ち上げと運営に関わりました。

渋谷と銀座に2店舗オープンさせたのち、今はダイエットアプリの開発運営を行っています。

 

何が健康によいのか分からない

 ー今の仕事を選んだきっかけ、理由を教えてください

コワーキングスペースを運営していたときに、食に関わる方との出会いがありました。ダイエットを指導するパーソナルトレーナー、料理研究家等の方々です。

その方達と話して感じたのが、「本当の真実ってどこにあるのだろうか」ということ。私たちが考える食の常識が、その道のプロからすると非常識であることもある。

私たちの常識は、マスコミやウェブ上で言われることが一般論として身に付いていることが大いにあります。

でもそれって真実でしょうか。

誰かの主観や科学的な根拠に乏しい場合がある。そんな疑問が生まれたことから「食に対する真実」を伝えられるサービスを作りたいと思い始めました。

私は、友人や家族そして社会のために、社会が良くなるサービスを提供したいという思いがあります。

 

独立したかった。でも起業は万人にすすめない

私の専門は建築なのですが、建築家は自分の設計事務所や建築事務所を開業し独立する方も多く、私も大学時代に将来は独立したいと考えていました。

でも大学院にいるときに気が付いたことがあります。私にはデザインの才能はないということ。

それでも新しい価値観を世の中に生み出したいと考え、不動産開発という業界に身を置きながら、私はどのような価値を生み出せるか?をずっと模索しました。

私なりに模索して答えを見つけるために経営を学びました。私は建築のことしか知らず経営のことは分からないからです。

経営を学ぶ中でMBA取得後に独立するか転職するかを考えました。結局、独立という選択を選び自分の思い描く状況になった。

やりがいはあります。私はスモールビジネスではなく世界に挑戦できるスタートアップがやりたかったので、今の仕事には満足しています。

一方、365日仕事のことがアタマから離れません。プライベートも殆どない。最優先事項が仕事。

好きで選んだ道ですが、全ての人に勧められるかと考えたら疑問です。起業は全ての人にマッチした選択とはいえない。

「遊んでるヒマがあれば一行でもコードを書け!」と言われるように、余暇を楽しむ時間があるくらいなら、仕事しろというのがスタートアップの常識です。

そんななかで全ての人が満足できるのか。たぶんそれは難しいでしょう。

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恵まれた環境と、自分に何ができるかという問い

ーあなたが大切にしているものは何ですか

仕事を通じた社会への貢献です。私は大学に行って十分な教育を受けられる環境で育った。家族も健在しておりとても恵まれた環境で育ったといえます。

それは感謝しています。

一方、人脈や教育、経験など、世の中は不平等です。正直、万人に機会の均等が得られるかといったら難しい。

私は機会の均等が実現できる社会を、未来を、目指したい。恵まれた環境で育った人は、そうでない人のために貢献する義務があり、私なりに社会に貢献していきたいと考えています。

 

企業価値1,000億。グローバルを目指す

ーこれから何をやっていきたいですか

今までの経験上、「やりたいことを達成すると新しいやるべきことが生まれる」というのがあります。

いまの目標は、リリースしたアプリの年内10万ダウンロードを実現すること。でもこれが実現したらきっと新しいチャレンジが生まれる気がします。

新しい価値を作りたい。でかいことをやりたい。

一般的にウェブサービスは利益率が高いという特徴があります。だからこそ企業価値1,000億を目指したい。

より多くの人を幸せにするためにグローバルに拡大していきたい。

私は劣等感があります。恵まれた環境にいるものの、能力的には劣等感がいつでも付きまとってる。

上には上がいる。凄い人は世の中にはたくさんいる。だからこそ自分はストイックにチャレンジするしかない。何歳であってもスタートするタイミングは関係ない。

本気でそう思っています。大きいことを実現するためには私の成長が鍵なのです。

 

ーあなたの生き方を教えてください

 人生の幸せには「志」と「夢」のバランスが大事だと思っています。「志」はパブリックなことで仕事を通して実現したいこと、「夢」はプライベートでパーソナルな思いで達成したいことです。

おそらくどちらか片方だけを追求すると人生を後悔する可能性が高まると考えています。今はハードワークを遂行していますが、きちんと「夢」も達成したい。

死ぬ直前に自分の人生が幸せだったと思うために、行動をし続けるしかない。

その思いだけです。

鈴木勝之(Masayuki Suzuki)

東京工業大学建築学科卒業。一級建築士。JR東日本にて不動産店舗開発に携わる。2012年、株式会社ビーズにてコワーキングスペースの立ち上げと運営に従事。2014年11月より株式会社Mealty代表取締役。2015年4月、外食を中心とした健康的な食生活を提案するダイエットアプリをリリース。

>>>Mealthy

>>>Mealthy app

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この記事を書いた人

岡本 百加
岡本 百加
Lifestyle&Co.の編集長。ライター採用や記事の編集ディレクションを行っている。お酒に飲まれることが多くいつも泥酔。ORIXグループ、Deloitte、MUFGグループ(上海)でコンサルティング等に従事した後に独立。慶應義塾大学大学院(MBA)卒業。

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