こんにちは、ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター・文の響舎です。
いまさらですが、毎年、年賀状は出されていますか?私は一応用意はしておいて、数年前から自宅に届くものに対して返すというスタイルに切り替えました。あまりよいこととも思えませんが、これだけメールが普及すると誰に送ったものかということもあり、そのようにしています。
逆に、日ごろは一筆箋やひとこと箋、ぽち袋をフル活用しています。フリーランスになってからも使える時には意識的に使っていますが、会社員時代は本当にお世話になりました。
一筆箋の魅力とは
前職で文房具の大手企業とのおつきあいがありました。いつも新作のサンプルを見せてくれて、そのデザインに魅了されました。便箋となると文の量としてもなかなか書く機会が無いものですが、一筆箋であれば、送る書類や荷物に添えるちょっとした一言などに気軽に使えます。そのデザインが素敵であれば、ほっこりと和んだり楽しいものです。私は今でもクライアントや他社に送る資料や荷物には、必ず一筆箋で自筆をひとこと添えるようにしています。
いろいろな種類が出ていますが、大人の場合はビジネスシーンではファンシーなデザインは避けたほうがよいかもしれません。季節にあわせて柄を変えて、女性らしい粋なはからいを見せるのも素敵です。
ひとこと箋の魅力とは
電話の取りつぎ、伝言、借りた本のお礼、出張で買ったお菓子を配るとき……。私はどちらかというと社内のやりとりに、ひとこと箋をよく使いました。ひとこと箋は、一筆箋よりももっと小さい、メモに近いサイズ感です。でも、メモよりもちょっといい紙、いいデザインというイメージでしょうか?
社内のやりとりは時間に追われて、また近い存在だけに何かと事務的になりがちです。サポートしてくれる部下に、同僚に。また忙しい上司に対して、何かを伝えたいときにちょっといいものを使ってみる。相手に対する心遣いという部分もありますが、書いている自分も書きやすい、いい紙で癒される。
社内のちょっとしたコミュニケーションの折に最適な一品です。
ぽち袋の魅力とは
ぽち袋はお年玉をいれる、あの小さな袋です。最近ではいろいろなサイズもあり、お金を包むだけではなく、前述した一筆箋やひとこと箋を入れる封筒代わりにもなります。
私はちょっと立て替えてもらったお金を返す時に、使っていました。
たとえば、コンビニに同僚が買い物に行くついでにパンを買ってきてもらった。レシートを見ながら「○○円で」と言われたときに、ちょうどの金額がない。じゃあ、明日返すね、といったシチュエーションなどです。100円程度であっても、小さくてちょっときれいなぽち袋に入れてデスクに置いておくと、あっありがとう、と、逆にお礼を言われることさえありました。
あるいは、お食事をごちそうになった時に、そうは言ってもおごられすぎたような……と、後で思うことがあります。そういう時は、次回、お会いした時に、全額でなくても一部の金額をぽち袋に入れて、本や書類に挟んでお返しします。「そんなこといいのに」といわれることも多いのですが、生々しくなく、スマートにやりとりができて何かと便利です。
一筆箋、ひとこと箋、ぽち袋は、いい紙質できれいなデザインのものを、いつもデスクに常備しておくと、何かと役に立ちます。無ければ無いですむものかもしれませんが、オフィスで何かと役立つアイテムの一つです。
相手と自分、そして仕事と仕事の潤滑油として、働くあなたの手元に置かれてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人

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1976年生まれ。
銀行員、図書館司書、一般企業にて総務・流通管理・店舗支社長・商品開発部門管理職・社員研修担当を経験。
女性にむけるキャリアアドバイスを中心に執筆活動中。
生活において、本・コーヒー・スイーツ&パン・整理整頓が必須。
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