日本とこんなに違う!イギリスでの出産で驚いたこととは?

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女性にとって一大イベントである出産ですが、海外出産では日本と全く違っていて驚くことが多かったという話をよく聞きます。実は筆者も12月にイギリスで出産をし、さまざまな驚きと発見を身をもって感じたところなのです。

 

イギリスでのリアルな出産事情、そして日本とは違う常識や驚いたことをご紹介したいと思います。

 

33歳。イギリスで初めての出産

まさか自分が海外出産することになるとは思っていなかったので、妊娠中、やっぱり日本で出産しようかなと考えたこともあったのですが、何かと忙しくしているうちに妊娠期間もあっという間に過ぎ、イギリスで出産する流れになりました。

初めての出産で分からないことだらけなのに、さらに海外、イギリスでの出産。病院での英語の説明は専門用語が多く、何度も聞き返して確認、専門書で英語の妊娠用語を覚えました。それでも日本語でしっかりと説明を受けるわけでない上、日本人の体とイギリス人の体では違うのでは?とたくさんの不安が頭をよぎりました。妊娠後期にはかなりの不安と出産の恐怖でいっぱいになりましたが、当然逃げるわけにもいかず、モヤモヤしているうちに気が付いたら予定日より2週間早く出産していました。

イギリスでの出産で驚いたこと

日本での出産経験があるわけではないですが、イギリスでの出産は明らかに日本のとは違っている点がたくさんありました。戸惑うこともありましたが、イギリスでの出産の事情を知ることができ、面白い経験となりました。

体重のチェックは全くない

日本では病院で体重のチェック、体重増加に関する指導があるかと思いますが、イギリスでは全くありません。私は妊娠初期に一度測っただけであとは一度もありませんでした。

ちなみに、妊娠すると無性に食べたくなるものは人それぞれらしく、イギリス人の間ではチョコレートやアイスクリーム、ワインが飲みたくなったなど、いろいろな話を聞きました。イギリス人は妊娠していても少しならアルコールも大丈夫と考える人が多いように感じました。

基本的に無痛分娩

イギリスではほとんどの人が無痛分娩を選択します。麻酔の方法はいくつかあり、選択できるようになっています。人によって麻酔の効き方には差があるとは思いますが、それでも全く痛くないわけではなく、やはり痛みをある程度感じる場合が多いようです。

無痛分娩でなく普通の出産で大丈夫、と言っていた知り合いは、いざ出産の時になって想像以上の痛みに「やっぱり麻酔して!」と叫んで無痛分娩にしてもらったようです。やはり出産の痛みというのは、尋常ではありませんよね。

私も無痛分娩にしましたが、率直な感想は「あれが無痛?(苦笑)」という感じでした。

出産後その瞬間から赤ちゃんのお世話

イギリスの病院では、通常問題ない出産であれば「おめでとう!」と生まれるとすぐに個室に移動し、その日から赤ちゃんの世話はお母さんがやります。ミッドワイフ(助産師さん)が時々血圧などを測りに来ますが、赤ちゃんを預かってくれたり、お世話をしてくれるわけではありません。

 

つまり、産後すぐから休む時間が全くなく、生まれたての赤ちゃんの世話をドキドキしながら行うのです。そしてとくに問題がなければ、次の日には退院、自宅で赤ちゃんのお世話が始まります。産後フラフラの状態での赤ちゃんの世話は、かなり過酷だと思いました。

とにかく動けと言われる

日本では産褥期というものがあり、産後はゆっくり休むようにと言われると思うのですが、イギリスでは「とにかくできるだけ動いてね。そうすれば早く回復するわよ。」と全く逆のアドバイス。

動くといっても産後次の日、歩こうにもペンギンのようにしか歩けないのですが!と戸惑っていると「じゃあ階段の上り下りは?」とのこと。なんの拷問ですか?

けれどそれから1週間、確かに回復してみるとあれも良かったような。けれどゆっくり休む時間も欲しかったです。

母乳にはチョコレートやギネスが良い?

日本で母乳に良いものといえば、ヘルシーな和食、白米などと言われていると思いますが、当然イギリスにそんなものありません。ミッドワイフに母乳に良いものを聞いたところ、とにかく勧められるのがチョコレートでした。「チョコレートのお菓子、ホットチョコレートを飲むようにね!」と言われましたが、それって日本ではあまり良くないとされているのでは?産後の体型も戻したいのに、とまたモヤモヤ。

ところ変われば、母乳に良いものも違うようで、あるミッドワイフからは「ギネスが母乳に良いのよ。鉄分がね、血液を作ってくれるから」って、ギネスは黒ビールでれっきとしたアルコールなのでは?ビール好きの私にとっては最高のアドバイスとして受け取り早速少しだけ飲んでいましたが。だってミッドワイフが言ったのですから。

産後しばらくはミッドワイフの訪問がある

不安がいっぱいのイギリスでの出産でしたが、産後2週間ほどはかなりこまめにミッドワイフ(助産師さん)が自宅を訪問し、母体と新生児の健康をチェックしに来てくれました。さらにヘルスビジターさんという人も訪問し、子供の体重や母親のメンタルチェックなどもしてくれました。「メンタルが弱ってます」と申告しましたが、たいしたことはない大丈夫だと言われました。

 

そんなサポートを得られたおかげで、無事出産を終えて体も回復していきました。出産に関して色々と不安もありましたが、いざ始まってしまうとジェットコースターのようにあっという間に過ぎていきました。

最後に

イギリスでの出産を終えて、日本と違った点や驚きの発見がありました。日本にいても、初めての出産は同じように緊張したと思います。

今後はイギリスでの慣れない育児が続いていきますが、さらに驚きの連続でしょう。色々と大変なことも多いですが、日本の情報もネットで収集しながら、気楽にやっていければと思っています。

 

 

 

この記事を書いた人

KANA
KANAフリーランスライター
イギリス在住のフリーランスライター。イギリス・ブライトンで1年半の留学を経てイギリス人と結婚。現在はケント州在住。美容記事、海外生活記事などを執筆中。

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