~働く女性のお悩みサロン~vol.12「直感を大切に、新しい1年を自分らしく生きる」

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あけましておめでとうございます。
ライター&ブックコーディネーターの文の響舎です。

2017年、新しい年が明けました。皆さんにとって昨年はどんな1年でしたか?この時期は、1年の目標を考える人も多いのではないでしょうか?

私は基本的には自分の直感を大切にして毎日を過ごすようにしています。
それは、年の初めに感じた直感めいたものが、何年かして現実化するということが今まで多くあったため、最近ではその直感をベースにしつつ、1年の目標を考えるようにしているからです。

ミラノのドゥオモに入るかもしれないという直感

私は前職に在籍していたとき、前述したような「そんな気がする」ということが、忘れた頃に現実になるという不思議な出来事がいろいろとありました。その1つをご紹介します。

作家の江国香織さんの大ファンである私は、もう何年も前ですが、「冷静と情熱のあいだ」という書籍を読みました。そのストーリーも素敵でしたが、まず読んで思ったことは、「この話の中に出てくるドゥオモ」に、私は行くときが来るような気がする」ということでした。

その頃の私は、前職の地方営業所に在籍し実家で暮らしていましたので、本社にいるわけでもなければ、まして海外出張など、まるで縁の無い部署と生活環境でした。自分で海外旅行するというタイプでもないので、何を根拠に……という話ですが、なぜか、不思議とそう思ったのです。

それから約8年後、本社に異動になって商品開発の部署にいた私に、仕事でイベントのチェックのためにイタリア国内を10日近くかけて旅する機会が訪れました。その時に、まさにあのドゥオモに行くことになったのです。
中に入ったときに、呼ばれていたんだというような感じがしました。理屈抜きで、やっぱり私はここに来る運命だったのかもしれない、と思ったものです。

そこでの体験は、感性の面で、後の開発業務に大いに役に立ちました。
直観と経験、そしてその後の運命はつながっているように感じます。

パリの街に行くかもしれないと思った直感

フランス映画の「アメリ」を観たときに、この世界観に魅了されると同時に、ドゥオモの時と同様に、何かピンとくるようなものがありました。「私はいつか、ここに行くような気がする」と。映画は2001年上映で、それから数年後の2006年冬に、フランスでギフトショーのような展示会があったため、私は会社の指示でフランス出張に行くことになったのです。

展示会の合間に、フランス支社の社員が、「見ておいたほうがよい」と、パリ市内のサクレクール寺院という、たしか丘の上に建っていた教会に連れて行ってくれました。そのとき、「アメリ」の舞台であった、あの街に足を踏み入れたのです。

フランス出張は会社からの急な指示で、しかも2泊3日。加えて英語圏ではない国に当時、一人で出張することが初めてだった私は、若干のパニック状態でした。しかし、その地に行っていろいろとまわっているうちに「そういえば……」と映画を見たときの記憶が蘇ってきたのです。そして、しみじみと「やっと来た」という感覚をなぜか覚えました。それは、本当に不思議な感覚でした。
このときフランスで見たすべてのものは色の使い方、空気感、今でも記憶にあるくらい勉強になりました。

ヴェネチアに行くかもしれないと感じた直感

前職でアクセサリー・ジュエリーの商品開発をしていましたが、最初に担当した商材が、ベネチアンガラスのアクセサリーでした。良いメーカーとご縁がつき、その会社はヴェネチア現地に専門の工房と職人を抱えていました。私がコンセプトを伝えると、それにあわせてメーカーのデザイナーがデザインをおこし、現地工房で形にするという作業をしていたのです。三者の息がピッタリ合うと、それはそれは美しいガラスができあがりました。

この作業を繰り返していたとき、何となく「私は、いつかヴェネチアに行くときが来るかもしれない」と、なぜか感じました。それから、3年後、実際にヴェネチアに出張する機会が訪れたのです。

水の都は美しい石畳が広がり、秋から冬に向かうときでしたので、その気候は想像よりも過酷な状況でした。水からくる、しんしんと底冷えする空気を感じながら、たくさんの美しい芸術的なガラスを目にして、「やっぱり来ることになった」と、このときも感じたものです。

異国の地におけるものづくりの現場。このいきいきとした世界を、自分の目で見ることができて良かったと、後になればなるほど思ったものです。

直感を大切にして、自分らしく過ごす1年に

今回はたまたま海外の町に関する話をご紹介しましたが、他にも直感にまつわる不思議なことはいろいろとあります。部署的に出張が多かったこともあると思いますが、直感を感じた時点では特に現実的ではない状況のことばかりです。

スピリチュアルな方向に傾くつもりはありません。
むしろ、自分の直感はどこか常に潜在意識にあって、現実化するように無意識に行動しているのかもしれないと私は感じています。
その経験や体験が次の直観を呼んでいるのかもしれません。

今の自分には分不相応な夢や直感であっても、人生というものはどう展開するか分からないものです。

新年に抱いた自分の良い直感を大切に、自分らしく、1年を過ごしていきたいものですね。

 

 

この記事を書いた人

文の響舎(ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター)
文の響舎(ライター&ブックコーディネーター/物販コーディネーター)
1976年生まれ。

銀行員、図書館司書、一般企業にて総務・流通管理・店舗支社長・商品開発部門管理職・社員研修担当を経験。
女性にむけるキャリアアドバイスを中心に執筆活動中。
生活において、本・コーヒー・スイーツ&パン・整理整頓が必須。

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