世渡り上手で落とし穴!…自分との対峙について

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こんにちは。minamiです。
涼しくなって、秋のレジャーが楽しいとき。
パワースポット巡りなどはますます人気ですね。

テレビで人々が手を合わせている姿を見ると、どんな願いや祈りをしているのだろうと思いつつ、時々、小学生の頃の忘れられないエピソードを思い出します。
今回は、私の人生の教訓ともなったエピソードの1つをカミングアウトしつつ、「自分との対峙」について話してみたいと思います。

「神様が見ている」って本気で思った子供時代

私の実家の近くには稲荷神社がありますが、それほど遠くない場所に、教会もありました。
小学校4年生の時、教会の娘のMちゃんと同じクラスで仲良くなり、お家に誘われることに。

ただお家と言っても教会…  私の 実家は無宗教だけど神社によくお参りに行っていたので、教会には行ってはいけない気がしたけど、遊びがてら教会の集会にも出て、パイプオルガンでの賛美歌を歌ったり、牧師さん(Mちゃんのお父さん)のお話を聞いたり。
最初は現実離れした感があったけどすぐになじんで、聖書なんか読んだりして。
クリスチャンという程ではないけど、その頃は、毎日夜寝る前には一日の反省と感謝を込めて、数分間「お祈り」することが習慣に。

私にとって神様はお願い事をするだけではない存在となり、自分なりの心がけみたいなものを持っていた筈でした。

欲望という魔物は常にそばにいる

ある日、学校の連絡帳を交換するために、母から100円をもらって、帰り道によく行く文具雑貨店に行った時。
連絡帳を手にレジに向かおうとすると、ケースに並べられたキャラクターものの消しゴムに目が釘付け。
クラスで流行っていた匂い付きで、みんな何個も持っていたから、いくつも欲しくて、100円の消しゴムと連絡帳を手に両者をじっと眺めながらそわそわして…
改めてまた買いに来ればいいのに、いい匂いとかわいさに魅了され、衝動的に1つポケットに入れてしまった――。
イケナイ!… と分かっていても抑えられず、元に戻そうと思っても、それも怖くてできませんでした。

死ぬほどドキドキしながら連絡帳を手にレジに向かうと、いつものおばあさんが「あら、こんにちは。お帰り」なんて、やさしく声をかけてきて。

逃げるように帰ってきてからは大変。悪いことをしたから天罰が下る!!と思い込み、必死の懺悔。。。その夜のお祈りの長いこと。

所詮、自分の心に嘘はつけない

とても母や店のおばあさんには言えず、忘れようにも何日か悩み続けた結果、何をしたか。
母にどうしても欲しい消しゴムがあって、友達の誕生日にもあげたいからと嘘をつき、200円をねだりました。
ダメだと言われるかと思いきや、すんなりとくれたとき「もっと早く言えば良かったーー!」と地団駄踏みたい気分。

そしてお店へ行き、消しゴムのケースに罪滅ぼしの気持ちで、倍の200円をそっと置いてきました。

・・・でも、何にもスッキリしなかった・・・

ザワザワした気持ちからしばらく教会にも行く気になれず、学校でMちゃんに会うたび後ろめたくて、家の手伝いで忙しいから遊べないとごまかして…
机の引き出しに入れた消しゴムを見るたび嫌な思い……

自分ではケリをつけたつもりだった。
お金を倍にして返したんだから・・・そう自分に言い聞かせるも、取り繕った200円の裏ある悪知恵みたいなものが、嫌悪感となったのでしょう。

解決策はただ一つ

何度も打ち明けようと思ってもできずにいたら、何気に母親から「そういえば、誰の誕生日だったの?」と聞かれて。
不思議と、ほっとしたのを覚えています。チャンス到来。決心してすべてを話すと、驚いてあきれ返った顔をした母に、「どうする? 謝りに行く?」と聞かれ、うなづきました。
お金を置いてきたんだからいい、なんてことを言わなかった母が、頼もしかった…

母に連れられて消しゴムを返して謝ったら、おばあさんがそれと合わせてもう1つ、結局2つの消しゴムをくれて。
なんだか複雑で…べそをかいたけど、間違いなくあの嫌な気持ちからは解放されて、ようやくほっとしたのです。

“下手な世渡り上手”にならないために

「神様が見ている」とは「因果応報」。
今ではそれがよく分かります。

大人の世界は、もっともっと複雑で大変。
だからこそ知らず知らずのうちに、恋も仕事も、みんなそれなりの処世術を身につけていく。
時には心にもないことを言ったり、自分のメリットを優先させるために動いたり…
大人として上手く渡っていくための処世術は必要。そのやり方はそれぞれでしょう。

でも、上手くやっているつもりでも、実は相手や周りはお見通しってことは案外多いもの。
それを本人に言わないのも、悲しいかな処世術。
そうやって社会は動いてる。。

だからと言って怖いのは、感覚がマヒすることでしょう。

本当の世渡り上手に。

純粋だったからこそだけど、子供ながらに上手くやろうとした下手な工作は、気持ちが悪い、苦しいと感じたのです。
他人はごまかせても、自分だけは知っているのだから…。
消しゴム事件は私にとって、社会生活の縮図に思えたりします。

ストレスが多い日々、上手に生きるってとても大切。
上手に生きている人って、「自分自身も周りも不快にさせない」ことが上手です。

決して完璧とかじゃないけど、仕事でも私生活でも、自分に嫌悪感を抱くことはなるべくしない人。

根が明るくて、思いやりや信頼が厚かったり、一緒にいて心地いい人。

そんな人だから、かわいがられて、周りに自然と助けられて、結果として上手く渡って行けるのです。
本当の世渡り上手は、順序を間違えていない人だと思います。

心地よく生きていきたいから、自分を見る目を養わねば!

 

ではまたー。

この記事を書いた人

minami
minami
心理学、生理学など学んだ経験から、ココロとカラダの悩み・ライフスタイルを中心に執筆中。
幸せと挫折を繰り返す、自他ともに認める雑草系。

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